岐阜で510名が参加!「ぎふマーブルタウン」子どもが仕事・起業・選挙を体験


架空の街で「生きる力」を学ぶ子どもたち
小学生が自分の頭で考え、仕事や選挙、起業に挑戦する体験型イベント「第16回ぎふマーブルタウン2026春」が、2026年2月1日(日)10:00〜15:00、岐阜県岐阜市のドリームシアター岐阜で開催されました。定員を設けない中で510名もの申し込みを受け、子どもたちが自分たちの力で街を形成していく過程を通じて、主体性、協調性、創造性を育むことが目的です。
子どもが税金と経済を学ぶ仕組み
この架空都市では、仕事をすると10分ごとに10マーブルの給料を得られます。そのうち10%が税金として納められ、その使い道は選挙で選ばれた国会議員(今回から名称変更)が決定します。投票する側も立候補する側も、すべて小学生です。また自分で手作りした商品やサービスで起業することも可能で、子どもたちの創造力と経済感覚を養うことができるのが特徴です。
新職業や企画で広がる体験の幅
今回は「夢の国~夢が広がる、集まる、見つかる、伝わる~」をテーマに、新職業として「写真館」「美術館」「音楽家」を実施しました。中でも音楽家ブースではダンボールと輪ゴムで新しい楽器が生まれるなど、子どもたちの創意工夫が光りました。また初めて参加する子ども向けに紙芝居形式の説明を導入し、クイズを取り入れることでより盛り上がったと報告されています。
子どもの自発的な工夫から生まれたドラマ
印象的なエピソードとして、街のスケジュールを子どもたち自身が変更した例があります。当初11:30予定だった王様選挙の結果発表が、子どもの提案により12:20に前倒しされました。これによって出店準備を進められるようになり、大人が用意したルールは絶対ではなく、子どもたち自身が社会を変えていけることを実感する機会となりました。また警察手帳を自作した子どもの例からは、必要なものがないからこそ工夫が生まれ、創造力が育まれることが明らかになります。
2016年からの歩みと受賞実績
ぎふマーブルタウンは2016年に岐阜市でスタートし、これまで16回の開催を重ねてきました。累計7,318名が参加し、多い回では1日に791名の小学生と100名の当日ボランティアが参加しています。2018年度には経済産業省「キャリア教育アワード」奨励賞を、2020年度には岐阜県「岐阜県地域子ども支援賞」を受賞するなど、その教育的価値が広く認められています。
保護者からの声が語る変化と成長
参加した子どもの保護者からは、大きな変化を報告する声が寄せられています。最初は「どう動いていいか分からない」と戸惑っていた子どもたちが、スタッフの伴走や見守りの中で動くうちに、「次はこうしてみようかな」「あれやってみようかな」と自発的に行動するようになると報告されました。このように子どもの潜在能力が引き出される環境づくりこそが、ぎふマーブルタウンの最大の魅力です。
今後の展開と課題
次回の開催予定は現時点では未定ですが、夏頃の開催を目指しています。確実に早く情報を受け取りたい場合は、メールやLINE登録がおすすめされています。運営には多くの費用がかかるため、寄付や企業協賛を募集しており、いただいたご寄付はコンテンツ制作費と運営費に充てられます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000070767.html