藤本純輝 個展「島のきらめき」てとば美術館で開催


五島の光と風を描く新作展示
長崎県五島列島に拠点を置く合同会社 te to ba が運営する「てとば美術館」のvol.5展示として、「藤本純輝 個展:島のきらめき」が2026年3月20日(金)~4月20日(月)に開催される。本展では、アーティスト・藤本純輝が事前に五島を訪れ、島の光や風、草花の気配と向き合いながら制作した新作を中心に展示する。
支持体として用いる布の質感や重なりを活かし、やわらかな光や空気の流れを描き出す本作は、絵画でありながら物理的な奥行きを感じさせる空間を生み出すのが特徴だ。五島の自然と呼応する素材とまなざしによって立ち上がる、静かで確かな存在感をもつ絵画空間が実現される。
藤本純輝の表現手法
藤本純輝は1997年三重県生まれで、2021年に京都芸術大学大学院を修了した。制作活動において、描く風景やモチーフの特性と素材の質感を互いに補完し合うように、素材を慎重に選ぶことを大切にしている。特に支持体としての布に焦点を当て、その荒さや細やかさを活かして柔らかな光や空気の流れを表現してきた。
布地をあえて露出させることで、物理的な奥行きを持つ絵画空間を生み出し、日光に照らされた花畑や、木々が重なり合う光景を描いている。支持体には一般的なキャンバスではなく、手芸などで用いられるきめの細かいリネン生地を使用。支持体の布そのものに細やかな空気の通り道があり、画面の奥、左右への空間の広がりを生み出す。剥き出された布は画面に物理的に飛び出し、草花が太陽光に照らされ影を落とすように、絵画空間に影を作り出している。
展示会の詳細情報
展示会は2026年3月20日(金)~4月20日(月)、てとば美術館(長崎県五島市富江町富江335-1)で開催される。開館時間は10:00~17:00(最終入館 16:30)、休館日は火曜日と水曜日。入館料は大人1,000円、高校生以下・島民は500円となっている。
藤本純輝の受賞歴と実績
藤本純輝は2025年に「群馬青年ビエンナーレ 2025」に入選し、2021年には「シェル美術賞 2021」角奈緒子審査員賞、「NONIO ART WAVE AWARD 2021」木村絵理子賞、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」優秀賞を受賞している。メキシコの「Coppel Foundation」にも作品が収蔵されるなど、国内外で評価を得ている。近年では東京や京都の主要ギャラリーで個展や展示を開催し、活躍を続けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000157246.html