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寿木けいが古民家で見出す生活哲学『澄んでゆけ住まい』3月発売

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エッセイ
報道発表
帯付き書影(プレスリリースより)

築130年の古民家で始まった新しい暮らし

東京での慌ただしい日々を離れ、山梨の築130年の古民家へと移り住んだ寿木けい。2人の子供と1匹の犬との生活をスタートさせた著者が、紹介制の宿「遠矢山房」を営みながら、住まいへの思いを綴ったエッセイ『澄んでゆけ住まい――古民家からひらく、生活の哲学』が、2026年3月2日に晶文社より発売される。

家づくりの本質に向き合うエッセイ

本書では、古民家との出会いから改修工事を経て、現代の生活に合わせた空間を作り上げるプロセスが描かれている。著者は、釘を使わずに栗材で作られた家の構造美に感動し、次の百年に向けて改修することを決意。18か月間に及ぶ工事の後、現代の生活に合う住まいが完成した。

「更地に家を建てるとき。土の上に自由に箱を思い描くということは、不透明な状況で考え続ける孤独に耐えるということ」という本文の引用からは、家づくりが単なる物質的な営みではなく、人生と向き合うプロセスであることが伝わる。本気で家を作ることの根っこにあるよろこびを見つけられるという著者の視点は、読み手に新たな気づきをもたらすだろう。

ぶどう畑に建つ古民家での新しい日常

著者は山梨市のぶどう産地の里山に建つ古民家の一階部分を平屋として生活している。四階建てに相当する大きな家だが、手作業による改修により、現代的な快適さと古民家の魅力が融合した空間が実現した。調理から薪割り、室礼まですべてを手がけながら、訪問者をもてなす日々を過ごしている。

家を見つめたくなる一冊

本書は、序章「住まいをつくる」から「心を澄ます」まで、家づくりを通じた人生観の深化を、7つの章立てで展開する。「家に値段を付ける」「最大の防犯は挨拶である」といったコラムも収録されており、生活の智慧が詰まった内容となっている。家づくりが生き方を澄ませていく過程を読むことで、だれもが自分の「家」を見つめたくなる一冊である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000123287.html