妖怪画大賞グランプリは「妖怪すりすり」、小豆島で開催


第二回妖怪画大賞の大賞グランプリに「妖怪すりすり」が決定
妖怪美術館は、自由な発想で描く妖怪画のコンテスト「第二回妖怪画大賞」の最終審査を実施し、グランプリ及び各賞の受賞作品を発表しました。審査は2026年2月22日に小豆島の土庄町総合会館フレトピアホールで開催されたビッグイベント「YOKAI EXPO 2026」の会場で行われ、審査員長の柳生忠平、日本画家の平良志季、ギャグ漫画家の和田ラヂヲの3名が最終審査を実施しました。
受賞作品「妖怪すりすり」の独創的な世界観
大賞グランプリを受賞したのは杉山幸則さんの作品「妖怪すりすり」です。天日干しされた毛布にすりすりしてしまう妖怪を描いたこの作品は、すりすりされた毛布を使うと肌触りが良く、花の香りも相まってより熟睡できるという独創的な設定が特徴です。近年ではこの妖怪が人間の技術を取り入れ、自転車などを使ってアグレッシブなすりすりを行うようになったと、作者が創意工夫に満ちた解説を付けています。受賞者には賞金10万円のほか、柳生忠平 風呂敷や特製手ぬぐいなどが授与されました。
122点の応募作品から選ばれた一次審査通過作品
今回の妖怪画大賞には、日本全国のみならずアメリカからも応募があり、応募総数は122点でした。審査員長の柳生忠平が2025年12月に時間をかけて選出した33作品が会場に展示され、画力やアイデアだけでなく作者の作品解説やユニークな視点、ストーリーも選考の参考にされました。約4時間以上かかった一次審査では、前回に引けを取らない秀作揃いが評価されています。
その他の受賞作と審査員からの総評
優秀賞には八光兎龍さんの「免罪符に豆腐」が選ばれ、賞金5万円が贈られました。審査員特別賞は山形県の鈴木閃太さんの「臨月」で、賞金3万円が授与されます。また柳生忠平賞、平良志季賞、和田ラヂヲ賞それぞれに選ばれた作品には、各審査員から特製色紙が贈呈されました。審査員長の柳生忠平は総評で、応募者が現代の妖怪というテーマを理解し、生活環境の違いから生まれたアイデアに感動し、妖怪たちの未来は明るいと述べています。
YOKAI EXPO 2026と妖怪美術館について
YOKAI EXPOは妖怪と妖怪文化を愛する人々が一堂に会するイベントで、地域振興団体、研究者、アーティストなど、妖怪文化を育む人々が世界に向けて妖怪文化を発信します。2026年2月22日に小豆島で開催された今回のイベントにはのべ4,000人が来場し、フリーマーケットやフードなど複合的に楽しめる内容となりました。妖怪画大賞の応募作品はすべて妖怪美術館に所蔵され、随時展示されます。妖怪美術館は香川県小豆島にあり、館長は妖怪画家の柳生忠平で、900体を超える妖怪造形作品を展示しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000005189.html