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伊藤倫「Depth: 深さ」展が表参道で開催、墨と和紙の世界

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
伊藤倫《網の手/ 700×850mm 2022年_墨、和紙》(プレスリリースより)

伊藤倫の個展が2026年3月に表参道で開催

ADF(NPO青山デザインフォーラム)が運営するADFアートギャラリープロジェクトの39回目として、アーティスト伊藤倫の個展「Depth: 深さ」が2026年3月17日から3月31日まで、表参道のGARDE Galleryで開催される。自由、奔放、表現、動と静、白と黒の世界を表現する伊藤による展示が実現する。

墨と和紙で表現される心の深層へのアプローチ

見えているものは表層にすぎないという伊藤の思想に基づいた作品群が展示される。墨の滲み、掠れ、重なりは理性の膜を破り、意識の奥へと沈み込む軌跡だという。そこに存在するのは答えではなく、深さそのもの。意味が発生する直前、思考がかたちになる手前の領域を、言葉ではなく痕跡として表現する。

無駄な落書きから生まれる表現

伊藤は無駄な落書きを一貫することに力を注いできた。意味のないような無駄と落書きは、人間が不安を感じさせる存在である。しかし大人がこれを続けるには忍耐力が必要であり、そのような時間の中に胸に刺さる表現が生まれ、色々な思いが浮かんでは消えていく。今この時間がもう永遠に蘇らない無駄なのかもしれないという視点から、作品が制作されている。

文字と非文字の関係を探求する

伊藤は文字と非文字の関係を線と点、余白と墨の関係にあると考える。文字の意味と形の理解を深め、文字の形と意味が先か、ふとした瞬間に読み取れたものがあっても良いのではないかと思考している。画面を闇雲にぬりつぶす行為から生まれた作品は、文字と非文字の関係を表現している。

詩人から書家へ、伊藤倫のプロフィール

1977年長野県生まれの伊藤倫は、学生時代から詩を綴り始めた。詩人・谷川俊太郎氏との手紙を通じて、他者へ贈る言葉の意味を知り、路上で多くの人に言葉を贈ってきた。2004年には国際ヴィエンナーレ・イン・スペインに出展し、スペインで短詩系文学を発表。帰国後、書のパフォーマンスの迫力に心を打たれ、ペンを筆に持ち替えた。長野市に移住後、路上での即興書き下ろしパフォーマンスや前衛書作品の創作、ライブ書道を展開している。商品ロゴ書や題字書など、企業や施設からの商業書道依頼も多い。

展示会の概要

開催期間は2026年3月17日(火)から3月31日(火)まで。時間は11時から18時で、最終日のみ16時までとなる。会場はGARDE Gallery(表参道)で、休廊日は日曜日と祝日。詳細や販売予定はhttps://www.art-afd.jp/で確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000039033.html