フリーランスエンジニア単価79.9万円、VPoE職種が急騰


2026年2月度の案件市場動向
エン株式会社が運営するフリーランスエンジニア向け案件検索エンジン『フリーランススタート』では、サイトに掲載されたすべての求人の情報を集計、分析しています。2026年2月度の調査結果によると、フリーランスエンジニアの月額平均単価は79.9万円となりました。同月末時点での掲載案件数は437,547件で、最高単価は320万円に達しています。
職種別では「VPoE」が2ヵ月連続上昇
職種別の月額平均単価では、「VPoE」が98.1万円(+1.5万円/1.6%増)となり、2ヵ月連続で上昇しました。技術力と高度なマネジメント能力、経営的視点を兼ね備えた「VPoE」人材はフリーランス市場において希少価値が高い状態にあり、企業は高い報酬を提示してでも確保したいという意向があると考えられます。企業のDX推進が進む中、技術組織を横断的にリードできる人材への評価が高まっていることが背景にあります。
また、「PdM(プロダクトマネージャー)」は93.9万円(+1.1万円/1.2%増)と、6ヵ月連続で上昇しています。プロダクトを軸とした事業成長の重要性が増す中、その司令塔となる専門職への需要の高まりと人材の希少性が、継続的な単価上昇に繋がっていると推測されます。
開発言語別では「Rust」が再び上昇
開発言語別の月額平均単価では、「Rust」が91.1万円(+0.6万円/0.7%増)と再び上昇しました。2025年12月度に一度平均単価が下落していましたが、高いパフォーマンスと安全性が求められる領域での活用が広がり、安定した需要につながっていることがうかがえます。Rustは対応可能なエンジニアが限られることもあり、市場における希少性の高さが単価に反映されています。
「Ruby」は平均単価88.1万円で3位となり、先月から一つ順位を上げました(+2.0万円/2.3%増)。Webアプリケーション開発で根強い人気を誇るこの言語は、その生産性の高さから安定した高い需要を維持しています。
常駐案件とリモート案件の動向
常駐案件とリモート案件のトレンドは、リモート案件の掲載比率が42.3%となっています。常駐案件との報酬額の差は4.4万円で、常駐案件が77.7万円、リモート案件が82.1万円という結果になり、リモート案件がより高い単価を実現しています。フリーランスエンジニアは、勤務形態の選択肢が増えることで、より有利な条件での案件獲得が可能になってきていることを示唆しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001166.000000725.html