石川の再生紙「おきあがみ」がソーシャルプロダクツ賞受賞


地域資源の循環と復興支援が評価
キンコーズ・ジャパン株式会社が取り扱う再生紙「おきあがみ」が、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)主催「ソーシャルプロダクツ・アワード2026」においてソーシャルプロダクツ賞を受賞した。地域資源の循環と復興支援を結びつけた取り組みが評価されたものである。
石川県産の紙資源を再活用するプロダクト
「おきあがみ」は、石川県内で回収された紙資源を再生してつくられた地域循環型の再生紙だ。能登半島地震をきっかけに、「復興と再生の紙」として全国に応援の輪を広げてきた。地域から紙を回収し、再生紙として循環させる仕組みを継続的に構築している点が高く評価され、今回の受賞につながった。
無理のない規模で成立している現実的な循環モデルとして位置づけられており、紙の需要自体が減少する環境下においても継続可能性を持つ取り組みとして注目されている。教育機関や地元企業といった具体的な活用シーンを想起させる「地産地消型リサイクル紙」という表現は、取り組みの特性を的確に示しているという審査評価である。
復興支援につながる仕組み
本商品は、中川製紙株式会社(製造)、株式会社中島商店(流通)、キンコーズ(製品化)の連携によって支えられており、地域資源の循環と付加価値の創出を両立する取り組みとして展開している。販売額の一部を義援金として寄付する仕組みを導入しており、用紙を使うことが復興支援につながるプロダクトとなっている。メッセージカードやポスター、ワークショップなど、「石川を応援したい」という想いを形にするツールとして多くの共感を集めている。
ソーシャルプロダクツとは
ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する制度で、日本で初めての、そして唯一のソーシャルプロダクツを表彰する仕組みである。ソーシャルプロダクツとは、「エコ(環境配慮)」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称であり、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものを指す。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000117325.html