岡山大学の髙橋教授グループが最優秀賞受賞、宇宙機の帯電検知技術で事業化へ


岡山テックプラングランプリで最優秀賞を受賞
岡山大学の学術研究院環境生命自然科学学域の髙橋和教授らのグループ「SPACE SAFE」が、2026年2月28日に岡山市内で開催された「第8回岡山テックプラングランプリ」において最優秀賞を受賞しました。本コンテストは岡山発ベンチャーの発掘と育成を目的としており、株式会社中国銀行と株式会社リバネスが主催、KOBASHI HOLDINGS株式会社が特別共催しています。
宇宙機の帯電を可視化する革新的なセンサ技術
受賞した技術は「宇宙機の帯電を可視化する超小型フォトニックセンサ」です。宇宙機器故障の主因の一つである静電気放電を、シリコンフォトニクスを用いた光計測技術によって可視化します。髙橋教授らの研究グループは2月19日の定例記者発表で、人工衛星の帯電を「光」で検知するシリコンフォトニクスセンサを開発したことを発表しており、今回の受賞はこうした研究成果の社会実装・事業化への展開を強く印象づけるものとなりました。
地域発の技術を社会実装へ導く取り組み
岡山テックプラングランプリは、地域発の技術をベースとした新規事業の創出とベンチャーの育成・支援を通じて、大学・研究機関等から生まれた研究成果の社会実装を促進し、地域産業を育む新たなエコシステムの構築を目指しています。第8回となる今回は20件の応募チームの中からファイナリストに選出された9チームが登壇し、審査の結果6つの企業賞と最優秀賞が決定されました。岡山大学関係者が最優秀賞を含む複数の賞を受賞したことは、同大学の研究成果の事業化可能性の高さを示すものであり、今後の大学発スタートアップ創出のさらなる進展が期待されます。
大学による起業支援体制の充実
岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が窓口となり、技術シーズ・ビジネスプランの事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関するさまざまな支援を行っています。ベンチャー企業設立に興味を持つ教職員・学生向けに、気軽に相談できる体制が整備されている点が特徴です。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003858.000072793.html