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川端健太の個展「document / skin」が京橋で開催、触覚を再考する絵画作品

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
Photo by RyoYoshiya(プレスリリースより)

情報化社会で「触れること」を問い直す個展が開催

株式会社The Chain Museumは、京橋のアートギャラリーとベーカリー&カフェが併設する「Gallery & Bakery Tokyo 8分」にてアーティスト・川端健太の個展「document / skin」を2026年3月7日(土)から4月7日(火)まで開催している。アートのために設計された贅沢な空間で、現代的な感覚と身体性を融合させた作品を展示する本展は、触覚という基本的な知覚を通じて、私たちが世界を受容する方法を問い直す機会となる。

川端健太が取り組む皮膚感覚と触覚の表現

1994年埼玉県生まれの川端健太は、東京藝術大学大学院修士課程を修了。これまで現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化、インターネット普及に伴う人とのコミュニケーションの多層化など、人と人の情報伝達を間接的にしていると思われる隔たりについて考え、絵画彫刻の制作に取り組んできた。2019年に東京藝術大学大学美術館に収蔵され、2023年には岡本太郎現代芸術賞に入選、2026年に野村美術賞を受賞するなど、実績を重ねている。

展覧会ステートメントから読む作品のテーマ

川端は、皮膚感覚と触覚に着目して絵画制作に取り組んでいる。皮膚感覚は単に外部刺激を受容する物理的機能ではなく、自己の境界を認識し、他者や世界との関係性を構築するための多層的な知覚領域である。情報化や非接触化が加速し身体的リアリティが希薄化する現代において、実在を確認する回路としての触覚を再考することは、世界をいかに受容しているかという知覚の前提を問い直すことに繋がると考える。展示タイトル「document / skin」は、皮膚を経験や外部との接触が蓄積される記録媒体として捉える姿勢を示している。

展示構成と作品について

本展は新作絵画に加えて、修士課程と博士課程で制作された作品を組み合わせた展示構成となっている。手やパスポート写真、幼児といったモチーフは、皮膚を触れる・触れられる、見る・見られるという関係が交錯する表面と捉え、コロナ禍以降反復的に用いられてきた。これらは原初的な接触への希求と、社会制度による身体の管理という、皮膚をめぐる二極的な側面を象徴している。

Gallery & Bakery Tokyo 8分の概要と開催情報

会場のGallery & Bakery Tokyo 8分は、株式会社The Chain Museumと株式会社フォンスがプロデュースするスペースで、アートギャラリーとベーカリー&カフェが併設されている。所在地は〒104-0031東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F。営業時間は8時00分から19時00分で、会期中無休、観覧料は無料である。東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口から徒歩3分、同じく「日本橋駅」B1出口から徒歩5分、JR各線「東京駅」八重洲中央口から徒歩8分という好立地にある。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000358.000038948.html