第14回「全広連日本宣伝賞」受賞者決定、ニトリ似鳥会長ら5者が受賞


第14回「全広連日本宣伝賞」5つの賞が決定
公益社団法人全日本広告連盟は令和7年12月10日、第14回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開催し、各賞受賞者を決定した。松下賞、正力賞、吉田賞、山名賞、特別賞の5つの賞が、広告業界に大きく貢献した個人および団体に授与される。贈賞式は5月13日に静岡市で開催される「第74回全日本広告連盟静岡大会」内で行われる予定である。
松下賞は株式会社ニトリホールディングス似鳥昭雄会長
松下賞を受賞したのは株式会社ニトリホールディングス代表取締役会長兼CEOの似鳥昭雄氏。1967年に札幌で似鳥家具店を創業し、1972年に似鳥家具卸センター株式会社(現・株式会社ニトリ)を設立した。「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する」という理念のもと、ニトリグループを日本有数の製造小売業へと育て上げた。商品企画から製造・物流・販売までを一貫して自社でプロデュースすることで低価格と高品質を両立させ、その価値を端的に表現したコピー「お、ねだん以上。」は企業姿勢を社会に浸透させた象徴的なフレーズとして広く定着している。
正力賞はぴあ株式会社矢内廣社長
正力賞の受賞者はぴあ株式会社代表取締役社長の矢内廣氏。中央大学在学中の1972年に月刊情報誌『ぴあ』を創刊し、1974年にぴあ株式会社を設立した。1984年に『チケットぴあ』をスタートさせ、エンタテインメント分野における情報発信の在り方を革新。生活者と文化・催事を結びつける新たな情報流通の仕組みを構築し、ライブ・エンタテインメント領域において幅広く事業を展開してきた。デジタル技術の進展を見据えたプラットフォーム展開により、情報流通の高度化と持続的な発展に大きく寄与している。
吉田賞は事業構想大学院大学田中里沙学長
吉田賞を受賞したのは学校法人先端教育機構事業構想大学院大学学長の田中里沙氏。『宣伝会議』の編集長や取締役副社長を歴任した後、2016年に同学の学長に就任した。社会人向け専門職大学院における事業構想教育を先導し、新規事業創出、企業変革、地域活性化といった現代社会が直面する複合的課題に対し、構想力を核とした教育体系を確立。さらに全国の自治体・企業と連携し脱炭素化や地域持続性をテーマとするプロジェクトを推進し、教育研究と社会課題解決を結びつける先進的な取り組みを展開している。
山名賞はアートディレクター石岡怜子氏
山名賞の受賞者は石岡怜子デザインオフィス主宰のアートディレクター・石岡怜子氏。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、広告キャンペーン、エディトリアルデザイン、パッケージデザイン、ファッションショーのセットデザインなど幅広い領域で活動してきた。新潮社、セイコー、サントリー、キリンビール、日本コカコーラ、FUJIFILM、マツダ、トヨタ自動車、全日空、SONY、パナソニック、カネボウ化粧品、花王など数多くのクライアントを担当。アートディレクションの分野で長年にわたり第一線で活躍し、独創的かつ時代性を鋭く捉えた表現で日本のビジュアルコミュニケーションの発展に多大な貢献している。
特別賞は2025年日本国際博覧会協会
特別賞は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が受賞。大阪・関西万博の開催準備、運営を通じて万博の実現と成功に大きく貢献した。アフターコロナ初の万博として「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、158か国・地域および7つの国際機関が参加。国内で開催された登録博としては過去最多規模の国際的連携を実現した。会期184日間を通じた来場者数は2,900万人を超えた。世界最大の木造建築物「大屋根リング」は「多様でありながら、ひとつ」という理念を象徴し、SDGsのゴールに貢献する「グリーンビジョン」を掲げ持続可能性に配慮した運営を行った。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000006952.html