実在の大食堂をモデルに、奇跡のソフトクリーム『万丸食堂』2月発売


震災とコロナを超えて描く、心あたたまる物語
株式会社理論社は『万丸食堂、奇跡のソフトクリーム』(作:山本悦子)を2026年2月18日に発売する。本作は岩手県花巻市の実在施設「マルカンビル大食堂」をモデルにした児童文学作品である。
作者の山本悦子さんが花巻を訪れた際、マルカンビル大食堂で名物のソフトクリームに出会ったことが執筆のきっかけになった。東日本大震災やコロナ禍といった時代の変化を背景に、懐かしく温かみのある物語が生まれたのである。
10段重ねのソフトクリームが生み出す奇跡
物語の舞台は万丸ビルの6階にある万丸食堂。60年以上前から営業するレトロな大食堂には、10段重ねの名物ソフトクリームがある。この不可思議なソフトクリームを食べると、二度と会えないはずの人に再び会えるという奇跡が起こるという。
物語では、家族との思い出、友だちとの別れ、震災といった人生の切実な出来事が、万丸食堂を訪れた人々の心の中で静かに紡がれていく。レトロな空間で起きる予想外の奇跡が、読み手に深い感動をもたらすハートウォーミングな作品となっている。
7つのエピソードが時を超えて繋がる
本作には7つの短編が収録されている。1959年の開店前から始まり、2024年までの時間軸の中で、万丸食堂を舞台とした異なるエピソードが展開される。各エピソードでは、食堂を訪れるさまざまな客の人生における大切な瞬間が切り取られている。
著者・山本悦子のプロフィール
著者の山本悦子は1961年愛知県生まれ。元小中学校教員で、教員時代に執筆を始めた。MOE童話大賞やホワイトレイブンス2016選定、2017年野間児童文芸賞受賞、2023年日本児童文学者協会賞受賞など、数多くの受賞歴を持つ。現在は新美南吉文学賞選考委員を務めており、児童文学の第一線で活躍する著者である。
商品概要
『万丸食堂、奇跡のソフトクリーム』は、装画をにこ、装幀を池田進吾が担当。定価は1,650円(税込)で、2026年2月18日に発売される。B6判158ページのハードカバーで、ISBN番号は978-4-652-20738-3。発行所は株式会社理論社である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000121698.html