氷彫刻世界大会で杉本直哉が最優秀賞受賞、技と想いを一つに


世界一の快挙、名古屋東急ホテルの調理人が氷彫刻で頂点に
名古屋東急ホテルの杉本直哉が、2026年2月8日に北海道旭川市で開催された「氷彫刻世界大会」で、個人戦の最高栄誉である最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞した。本大会は日本国内で唯一開催される氷彫刻の国際大会であり、杉本は氷柱8本(約1トン)を用いて、限られた競技時間の中で技術力・芸術性・完成度を極めた作品を完成させ、世界一の称号を手にしたのである。
子どもの自転車デビューを氷に刻む、杉本の代表作
受賞作「はじめての自転車」は、自身の子どもが自転車を漕ぎ出す瞬間の躍動感と喜びを氷で表現した作品である。繊細な技術が求められるディテールと、家族への想いが込められた温かみのある造形が特徴だ。競技では1m×53cm×26cm(約135kg)の氷柱を8本使用し、日頃の業務で培った高度な技術力とストーリー性のある表現を一つの作品として昇華させている。
料理人として培った技術を氷彫刻に活かす
杉本は名古屋東急ホテルの調理部門メインキッチンに所属し、宴会料理などを担当する料理人である。ホテルの宴席やイベントを華やかに彩る装飾技術の一つとして氷彫刻に取り組み、日頃から技術の研鑽を重ねている。2024年には全国氷彫刻展や大須観音の氷の彫刻コンクールで受賞するなど、着実に実績を積み重ねてきた人物だ。
家族と職場への感謝を胸に、新たなおもてなしへ
杉本は「このような栄誉ある賞をいただき、身の引き締まる思いです。自分の子どもが夢中で自転車を漕いでいる姿をイメージし、その一瞬の躍動感を形にしました。日頃から支えてくれる家族そして切磋琢磨し合える職場の仲間に感謝し、この経験をお客様へのさらなるおもてなしへと繋げていきたいです」とコメントしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004034.000005113.html