東アジア歴史対話の読書会を4月に開催、歴史認識と和解を考える
歴史認識問題を複合的に考察する共同研究の成果
少数株ドットコム株式会社は、『東アジア歴史対話――国境と世代を越えて』(三谷博・金泰昌 編)をテーマとした読書会を、練馬政治研究会および民事8部監視委員会との共催により開催する。
本書は、過去の戦争や植民地支配の記憶、そして国家が形づくってきた「歴史物語」に、現代の東アジア市民がどう向き合うべきかを問いかける共同研究の成果である。歴史認識問題を国家間の対立としてだけでなく、個人の体験、世代間の記憶、地域の歴史経験を含む複合的な問題として扱っている点が大きな特徴だ。
多面的な論点を通じた歴史理解の深化
本書に掲載される内容は非常に多様である。「自分史を語る意味」「戦中・戦後沖縄の歴史体験」「中国の歴史認識と知識界」「戦後日本における忘却と想起の中のアジア」「植民地文化政策の評価」「世代間対話としての歴史理解」など、多面的な論点が並んでいる。これらは単なる学術的な検討にとどまらず、現代の東アジアにおける課題と深く結びついている。
和解への道は「語り、伝えること」にある
本書が打ち出す重要な視点は、和解への道は一方的な正しさの主張ではなく、「語り、伝えること」によって開かれるということである。個人の戦争体験や地域の記憶、国家によって作られた歴史物語を持ち寄り、そこにある傷やずれ、忘却を見つめ直すことで、東アジアにおける公共的な歴史対話の可能性を探ろうとしている。この点にこそ、本書の最大の意義がある。
東アジア近現代史への関心層を対象とした読書会
本読書会では、東アジアにおける歴史認識の対立、戦争と植民地支配の記憶、世代間の歴史理解、国家が作る歴史物語の問題、そして和解に向けた対話の条件を主な論点として議論を行う。日中韓関係、東アジア近現代史、歴史認識問題、記憶の政治、国際和解に関心のある方にとって、有益な学びと対話の場となることを目指している。
開催概要と申込方法
読書会は2026年4月下旬の開催を予定しており、Zoomオンラインでの実施となる。参加費は無料で事前登録制である。申し込みはinfo@shosukabu.com 宛に、件名へ『大人のための近現代史 19世紀編 読書会 参加希望』と明記のうえ、申し込むことで参加できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000251.000158730.html