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ブルガリ財団がヴェネチア・ビエンナーレで初展覧会を開催、2人の現代アーティストが作品発表

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報道発表
©Matthew Septimus(プレスリリースより)

ブルガリ財団が2026年度ヴェネチア・ビエンナーレの関連展覧会を発表

ブルガリ財団は2026年5月9日から11月22日にかけて、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の関連イベントとして、初の展覧会をマルチャーナ国立図書館で開催します。知識の保存と伝達を象徴する同図書館の記念館ホールを会場に、2人のアーティストによるサイトスペシフィックなインスタレーションが展示されます。ヴェネチアでの開催を通じて、ブルガリ財団は創造的な言語、文化、革新や美的探求の相互交流に根ざした文化的使命を再確認するものです。

モニア・ベン・ハムーダによる「火礼拝の断片」

展覧会はモニア・ベン・ハムーダによる「Fragments of Fire Worship(火礼拝の断片)」で幕を開けます。玄関ホールに設置された2つのネオン彫刻で構成され、断片化され解読不能な光のサインは伝達機能を放棄し、ジェスチャー、痕跡、傷跡となった文字形態を想起させます。イスラム書道家の娘であるアーティストは、自身の文化遺産を解読不能なアルファベットへと変容させ、光は照らす代わりに隠蔽しています。ネオンは明らかにすると同時に破壊する両義的な力として火を想起させ、知識を不安定な物質として絶え間ない変容にさらされるものとして提示します。形式的な不服従の実践を通して、この作品は知識伝達の単義的な媒体としての言語概念に挑みます。

ララ・ファヴァレットの「瞬間の記念碑 – 図書館」

サンソヴィーノ広間では、ララ・ファヴァレットが「Momentary Monument – The Library(瞬間の記念碑 – 図書館)」の第7章にして最終章を発表します。このプロジェクトは国立大学や学会、研究機関、個人コレクションの図書館との対話を通じて展開され、調査と選択のプロセスを経て寄贈された書籍を展示装置として設計された書棚に展示します。書籍は希少性や名声のためではなく、ドキュメンタリーとしての堅牢性と内容の密度によって選ばれており、各巻には1995年からのアーティストの個人的アーカイブから引用された異なる画像が組み合わされています。展覧会の期間中、図書館は変容する装置となり、保存という考え方そのものに挑戦し、流通と再分配のプロセスにさらされます。

マルチャーナ国立図書館の歴史的意義

1469年のベッサリオーネ枢機卿の寄贈に基づき、ヤコポ・サンソヴィーノによって創設されたマルチャーナ国立図書館は、変容、改訂、そして忘却にさらされる生きた有機体として、知識の概念を体現しています。2人のアーティストによるインスタレーションはこの文脈の中で展開され、空間を記憶と知識が継続的な生成の過程で絶えず再定義されるダイナミックな場へと変容させます。

ブルガリ財団と今後の展開

2024年初頭に設立されたブルガリ財団は、歴史的、芸術的遺産の保存や現代美術の支援に特化した数多くのイニシアチブを推進しています。ララ・ファヴァレットは2004-2005年度のYoung Italian Art賞を受賞し、2005年、2009年、2019年度のヴェネチア・ビエンナーレに参加しました。モニア・ベン・ハムーダは2025年に第4回MAXXIブルガリ賞を受賞し、ブルガリとのコラボレーションはヴェネチアの枠を超え、2026年4月27日にブルガリ ホテル ミラノの庭園に彫刻「Ya'aburnee (Untitled Fragment I)」が設置される予定です。ブルガリは2030年までの3回のヴェネチア・ビエンナーレの独占パートナーとして活動しており、2026年度ではジャルディーニ地区のエセドラ広場にあるブルガリ パビリオンでアーティストのロータス・L・カンによる大規模な作品を展示します。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001800.000005631.html