断熱改修の新サービス創出プログラム、3社の共創プロジェクト成果報告


東京都×eiicon、断熱改修プログラムの成果を発表
株式会社eiiconは2026年3月12日、東京都環境局と共同で実施する『TOKYO Housing Open-innovation for Metropolitan Environment program 2025「TOKYO HOME」』の成果報告会をベルサール六本木で開催しました。日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営するeiiconが中心となり、参画サッシメーカー3社と採択スタートアップ3社による共創プロジェクトの進捗が報告されました。
3つの共創プロジェクトの概要
本プログラムでは、三協立山株式会社、株式会社LIXIL、YKK AP株式会社のホスト企業3社とスタートアップ企業が協働し、断熱改修における課題解決に取り組んでいます。
三協立山株式会社と株式会社フツパーは「革新的取付技術の開発~現場固有情報を最適化する自律型AIエージェント~」に取り組んでいます。開口部改修技術を活用した生活者の暮らし向上と、業界の人手不足解決を目指し、AI活用による窓の断熱改修の設計工程の省力化を推進しています。改修前の現場ごとに異なる状況に対応し、新規窓枠の取り付け部材のパターン化をAIで特定できるシステムの開発を進めているところです。
株式会社LIXILと株式会社ジオクリエイツは「視線感情推定AI~住まい手と住まいをつなぐ空間アナリティクス~」を展開しています。多くの生活者が自宅の断熱性能の重要性を認識する「気づきのスイッチ」として、住空間の冷暖が快適さやリラックスにつながることを可視化する視線感情推定AIの開発を推進し、その基となる高精度脳波実験の第1回を実施しました。
YKK AP株式会社と株式会社サイキンソーは「断熱改修で家族の健康力UP~腸内細菌叢でわかる健康力~」に取り組んでいます。タイパやコスパが重視される現代社会において、適切な住環境がもたらす「暮らしの心地よさ」が豊かさの土台であることを浸透させるため、自宅の暖かさや快適性と生活者の健康データとの相関を解析し、「住まいを整える」ことの大切さを発信する取り組みを進めています。
プログラムの目的と背景
本プログラムは東京都の2050年ゼロエミッション実現に向けた具体的施策の一環です。住宅の断熱窓改修を進めるため、消費者側の断熱効果の認知不足や改修費用、業者選びの難しさといった課題に加え、工務店等の人手不足や専門知識不足といった課題を解決する新サービスの創出を目指しています。eiiconはアクセラレーターとして、ホスト企業の課題を深掘りし、解決に向けて共創するスタートアップの募集・選定を行い、両者がより有意義な協働プロジェクトを組成できるよう支援しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000875.000037194.html