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島津製作所が安全靴用インソール導入、足の疲労軽減へ

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企画・ビジネスプラン
報道発表
プレスリリースより

製造現場の足裏負担軽減に向けた取り組み

日本シグマックス株式会社が展開するサポーター専業ブランド「MEDIAID(メディエイド)」の「メディエイド アシストインソール アーチ&グリップ」が、株式会社島津製作所の安全衛生対策の一環として導入されました。同社では立位作業の多い製造現場において、足裏負担や疲労感軽減を目的に本製品を採用しています。

導入の背景と経緯

島津製作所の製造推進部企画グループ 松葉哲治氏によれば、展示会で日本シグマックス社と出会い、腰痛対策用アシストスーツの導入からお付き合いが始まったとのことです。その後の安全靴インソールのモニター企画に協力することになりました。当社では安全靴着用を義務付けていますが、安全靴特有の硬さで足が疲れやすく、他の部位にも影響を受ける社員が多くいたといいます。

疲労軽減マットも導入していましたが、マットを離れると効果が得られず、期待通りの成果が得られていませんでした。そこで、松葉氏自身が普段履きの靴でインソールを使用して履き心地が改善された経験もあり、本企画への協力を決めたのです。

モニター結果と導入実績

スポーツ向けブランド「ZAMST(ザムスト)」でのインソール実績を基に、実際の効果を確認するためザムストのインソールで試験したところ結果は良好でした。これにより、日本シグマックス社での安全靴用インソール「メディエイド アシストインソール アーチ&グリップ」開発がGOとなりました。複数回のモニターの結果、高い評価を受けたため、発売後すぐに社内購買システムに登録され、協力会社を含めた現場の会議で広く紹介されています。

モニター参加者全員が安全靴に機能性インソールを使用してもよいと回答し、約8割が履き心地の改善を実感しています。

導入後の効果と評価

導入した現場では「アシストインソールの効果が得られている」と高評価の声が届いており、モニター参加者も気に入って使用を継続しているとのことです。徐々に使用者が増えており、アシストインソールに対して好意的な声が上がっているため、効果が浸透していると感じられています。

島津製作所の工科学校の生徒もインソールを使用しており、技能五輪の競技では限られた時間で多くの作業をこなす必要がありますが、足に負担のかかる姿勢でさまざまな動きをする中で、アシストインソールが好成績にも影響があったと評価されています。

製品の特徴と販売実績

メディエイド アシストインソール アーチ&グリップは、ウィンドラスメカニズムに基づく独自の3D設計で足裏アーチを適切にサポートします。フレキシブルホルダーが足裏アーチの動きに追従し、快適な装着感を実現するほか、優れたグリップ性能のトップコートが靴の中でのすべりを抑制する特徴を持っています。

本製品は2025年4月に発売され、発売1ヶ月で3000ペアを受注し、2026年2月末時点で累計販売数は20,000ペアを突破している人気製品となっています。

転倒災害対策としての重要性

日本の労働災害で最も多い原因は「転倒」であり、2024年には休業4日以上の転倒による死傷者数が36,378人と全体の約4分の1を占めています。転倒による骨折は加齢とともに発生率が上昇し、特に60代以上の女性では20代の約19.5倍に増えることが報告されています。厚生労働省はこの状況を受け、事業場へ転倒防止対策の実施を呼びかけており、立ち仕事が中心の製造現場では足の疲労が転倒リスクに直結するため、足元環境の改善は重要な安全対策となるのです。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000609.000002354.html