女性アーティスト研究を支援、NCAR×AWARE フェローシップ第1回採択決定


女性アーティスト研究を国際的に推進
国立アートリサーチセンター(NCAR)とAWARE: Archives of Women Artists, Research and Exhibitions, Centre Pompidou – Musée national d'art moderneは、2025年12月に共同で開始した「NCAR×AWARE 女性アーティストリサーチフェローシップ」の2026年度第1回採択研究2件を決定した。採択されたフェローおよび研究課題の発表は、2026年4月15日に東京日仏学院にて行われる。
日本に所縁のある女性アーティスト研究を支援
本フェローシップは、日本国内に居住または滞在する研究者・キュレーター等を対象としている。視覚芸術分野で活躍し、日本に所縁を有する女性アーティスト(自身の性認識が女性またはノンバイナリーであるアーティスト)に関する研究を支援するプログラムだ。採択された研究課題1件につき、上限5,000ユーロ(5,000ユーロ相当の日本円額)の研究費が支給される。
多様な応募から2件の研究課題を採択
第1回目となる2026年度フェローシップでは、2025年12月12日から2026年1月31日まで公募を実施し、国内外から多様な専門性を有する研究者・キュレーター等からの応募を募った。専門家6名による厳正な審査の結果、2件の研究課題が採択された。フェローは採択された研究課題に基づき、原則1年間(2026年4月から2027年3月まで)調査・研究活動を行う。研究成果は、NCARおよびAWARE公式ウェブサイトにて公開される予定である。
ジェンダー・バランスの課題に取り組む
近年、美術館のコレクションや展覧会におけるジェンダー・バランスへの意識が国際的に高まっており、日本の美術館においても不均衡の是正に向けた取り組みが始まっている。NCARとAWAREは、こうした動きをさらに推進するため本フェローシップを立ち上げた。本事業を通じてNCARとAWAREは、日本における女性アーティスト研究のさらなる活性化を図るとともに、国際的な研究基盤の形成および文化的多様性の推進に寄与していく方針である。
採択フェロー発表会の開催概要
採択フェロー発表会は2026年4月15日(水)11時から12時まで、東京日仏学院で開催される。主催者挨拶、審査講評、フェローシップ採択フェローと研究課題の紹介が予定されている。参加定員は80名で予約優先となっており、日本語とフランス語(同時通訳)での開催だ。申込方法はGoogle Formで受け付けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000117982.html