田んぼの生き物図鑑が12年ぶりに改訂、600種超の生物を網羅


田んぼの生物を網羅した図鑑が12年ぶりに改訂
山と溪谷社は2026年3月17日、『新版 田んぼの生き物図鑑』を刊行した。2005年の初版刊行から長く愛されてきた本著作が、2013年の改訂版以来12年ぶりの改訂となる。田んぼとその周辺環境に生息する600種以上の生き物を紹介する、自然観察家必携の一冊である。
600種以上の生き物を生態写真で解説
本書籍は、ネイチャー・フォトグラファーの内山りゅう氏が撮影した生態写真を使って、田んぼに生息するさまざまな生物を分類ごとに解説している。田んぼでよく見られる種から見ることが難しくなった種、さらには近年侵入してきた外来種まで、多様な生き物の世界を表現している。田んぼが食糧生産の場としてだけではなく、さまざまな生き物の重要な住処であることが理解できる内容構成となっている。
新版の三つの改訂ポイント
新版では複数の改訂が加えられている。まず新たな外来種や近年分類が分かれた種など、新規掲載種を追加した結果、紹介する生き物は600種類を超えた。次に、田んぼを餌場や渡りの休憩地として使う「鳥類」を新たな章として追加。『ハンディ図鑑 日本の野鳥』の著者である叶内拓哉氏の執筆で、田んぼの生態系における野鳥の役割を新たに解説している。さらに、これまでの掲載種の情報は最新版のものにアップデートされている。
充実した章立てと商品詳細
本書の章立ては、爬虫・両生類、魚類、鳥類、昆虫類、甲殻類、貝類・その他の動物、植物という7章で構成されている。B5変形判、オールカラー、368ページの仕様で、定価は4,620円(本体4,200円+税10%)。著者の内山りゅう氏は、東海大学海洋学部卒業後、水に関わる生き物とその環境の撮影をライフワークにするネイチャー・フォトグラファーとして活躍している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007253.000005875.html