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長崎市都市景観賞受賞、築128年の歴史的建造物がホテルに

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報道発表
プレスリリースより

歴史的建造物を保存・活用した受賞ホテル

森トラスト株式会社が開発した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」は、第24回長崎市都市景観賞(大きな建物部門)を受賞した。長崎県長崎市南山手町に位置するこのホテルは、歴史的建造物を保存・活用し、外国人居留地の面影が残る街並みと調和した点が評価されたものである。

本施設は1898年に修道院として建てられた洋館で、その後女子校や米軍宿舎、児童養護施設、幼稚園などとして利用されてきた。建物の前身である「マリア園」は1998年に第10回長崎市都市景観賞(歴史のある建物部門)を受賞している。

128年の歴史を現代に伝える改修

プロジェクトでは、歴史的建造物の価値を尊重しながら全面改修を実施。外観は修道院時代の意匠を残し、周辺の歴史的街並みとの調和を図った。修道院の入口にあるミカエル像はそのままに、レンガ造りの外観を保存するため細心の注意を払いながらレンガに鉄筋を挿入し、建物内部に鉄骨フレームを新設して耐震補強を行った。

特に注目すべきは聖堂の改修である。大浦天主堂でも採用されている特徴的なリブ・ヴォールト天井やステンドグラスを当時のデザインのまま保存・復元し、レストラン「Restaurant Cathedréclat」へと改修している。

長崎の魅力を体感する内観デザイン

館内デザインには長崎の歴史や文化をモチーフとして取り入れている。廊下のカーペットには長崎の石畳の路地やレンガをイメージしたデザインを採用し、客室には出島のオランダ商館長の館「カピタン部屋」に着想を得たインテリアを施している。地域外の訪問者が宿泊体験を通じて長崎の魅力を感じ、何度でも訪れたくなる場所を目指している。

施設の概要

ホテルインディゴ長崎グラバーストリートは2024年12月13日に開業した。全66室を備え、総支配人は丹羽秀之。本館は地上3階(地下1階)、北館は地上3階で構成され、地下1階にはフィットネスジム、1階にはフロント、ロビー、ラウンジ、レストランが配置されている。長崎駅からタクシーで約8分のアクセスである。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000018049.html