図書館司書から絵本作家へ、ヴァージニア・カールの名作がついに日本上陸


何度失敗しても諦めない、ヴォルフガングの冒険
株式会社徳間書店は、図書館司書であり絵本作家として活躍したヴァージニア・カール作・絵、松井るり子訳による『それいけ、ヴォルフガング!』を2026年3月21日(土)に発売する。本作はカールのデビュー作であり、オーストリアの小さな村を舞台に、仕事がなかなか見つからない大きな犬の活躍を描いた温かみのある物語である。
物語の主人公は、オーストリアの小さな村に住む大きな犬ヴォルフガング。いかつい見た目で、よく吠えることから、村人たちからは仕事をもらえずにいた。飼い主のおばあさんは、牝牛を飼ってヴォルフに牛乳を運ぶ仕事をさせることにした。しかし、仕事に喜んで全力で走ったヴォルフは、ミルクをこぼしてしまい、何度やってもうまくいかない。こうした失敗が繰り返されたことで、とうとうおばあさんはヴォルフを手放すことになる。
図書館とヨーロッパの旅が生まれさせた傑作
ヴァージニア・カールは1919年、アメリカウィスコンシン州ミルウォーキーに生まれた。ミルウォーキー・ダウナー・カレッジで美術を専攻した後、ウィスコンシン大学で図書館学を学んだ。卒業後はミルウォーキー公共図書館でライブラリー・アシスタント兼デザイナーとして勤務していた。1948年にはアメリカ軍の図書館員として、ドイツやオーストリアなどに駐在し、ヨーロッパのあちこちを旅した経験が、その後の絵本作りに活かされている。1954年に初めての絵本『ウォルフガングはでかけた!』を刊行し、ユーモラスな物語とシンプルでかわいらしいイラストで人気を集めた。
最後にはみんながしあわせになるおはなし
本作『それいけ、ヴォルフガング!』は、何をやってもうまくいかない犬が主人公でありながらも、最後にはみんながしあわせになる展開が特徴である。定価は1980円(税込)で、AB判32ページ。徳間書店より2026年3月21日(土)に発売される。ISBN番号は978‐4‐19‐866069-7。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001037.000016935.html