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海ノ民話コンクール入賞作品発表、子どもたちの創造力が輝く

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報道発表
プレスリリースより

海ノ民話の続きを創作するコンクール、100点超の作品から6作品を選出

一般社団法人日本昔ばなし協会が実施した「海ノ民話の続きを考えよう!コンクール」の選考結果が発表された。このコンクールは、全国の小学生を対象に、海ノ民話アニメーションの「その先」を文章や絵で自由に描いてもらう創造的な試みである。100点を超える力作が寄せられ、國學院大學文学部教授・飯倉義之氏による厳正な審査を経て、子どもたちの瑞々しい想像力が光る入賞6作品が選出された。本コンテストは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施されたものである。

最優秀賞は海のゴミ問題をテーマにした作品

最優秀賞に選ばれたのは、南知多町立日間賀小学校3年生の宮地海生さんの作品である。「たこあみだ地蔵」の続きとして、次世代が海のゴミ問題に取り組む物語を創作した。孫のたけおが漁師を受け継いだ後、海に増えたゴミによってタコが獲れなくなったため、毎日ゴミ拾いを行う。やがてゴミの深刻さに気付いたたけおがポスターを作り、みんなに呼びかけるという内容である。宮地さんは「みんなの海だからみんなで守るようにしたい。みんなにゴミを捨ててほしくない、海をきれいにしたい」という想いを作品に込めた。飯倉先生は、現代の「困ったこと」であるゴミ問題と、次世代問題が民話の続きになっている点を高く評価している。

優秀賞4作品が示す多様な創造的展開

優秀賞には4作品が選ばれた。大洗町立大洗小学校4年生の小松﨑ゆりさんは「織姫塚」の続きとして、織姫が町の人たちと仲良くなり、生まれて初めて誕生日を祝われるという物語を作成。過去が不幸だった織姫に幸せを与えたいという想いが込められている。同じく4年生の福田沙梨さんはイラスト特別賞を受賞し、織姫が人間は優しいと感じられるようになり、みんなを守ってくれるようになったという表現を一枚の絵に上手にまとめた。大田区立大森第一小学校5年生の佐々木譲司さんは「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」について、失敗をリカバリーできるストーリーを創作。南知多町立日間賀小学校5年生の鈴木ひかるさんは、しげじろうじいさんが動物に優しくするストーリーを描いた。

民話を現代に脚色する自由な創造活動

審査員の飯倉先生は、各作品の講評で民話を「今のだったらこうなんだけどな」という現代的視点で自由に脚色できることの大切さを強調した。民話はその時代時代の「困ったこと」「不安なこと」「こうなったらいいなあと思うこと」が反映されるため、子どもたちが現代の価値観を取り入れて民話を語り継ぐことは非常に意義深いという。このコンクールを通じて、次世代のみなさんから民話を深く理解して海ノ民話を発信するクリエイターが生まれることが期待されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000578.000161057.html