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赤松加奈の個展「やわらかなランドスケープ」4月25日開幕、奈良の現代作家による滞在制作展

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
赤松加奈《夏のあさ、鶏の声》2025、アクリル, キャンバス, パネル、1803×1803×50mm(プレスリリースより)

奈良出身・在住の作家による新作展示、参加型の取り組みも

奈良出身・在住の現代作家・赤松加奈による個展「やわらかなランドスケープ」が、2026年4月25日からMOMENT Contemporary Art Centerで開催される。本展は、生と死や自然と人工など相反するものが日常のなかでバランスをとりながら存在する姿を抽象化した絵画作品を通じて、赤松の創作世界を紹介する企画である。

赤松の制作プロセスは、描く場面やモチーフを一度コラージュにし、そこから自身のイメージへ再構成するという特徴を持つ。このアプローチにより、植物や建物、人など個々のかたちが鋭く切り出され、画面上に緊張感のあるバランスを生み出している。

前期は滞在制作、後期は新作展示へと展開

会期は7月5日までの約2.5ヶ月間で、前期と後期に分かれる。前期の4月25日から5月27日までは、会場内をアトリエとして公開しながら滞在制作を実施。来場者は制作中の作家と自由に交流できるほか、キャンバスに自由に絵を描き加えることのできる参加型の取り組みも予定されている。後期の5月30日から7月5日までは、滞在制作と共同的なプロセスを通じて生まれた新作を中心に展示。赤松が娘と共作したドローイングや過去のコラージュ作品群も紹介される。

複数の役割を生きる自身のあり方を表現

赤松は高校やフリースクールで美術教師として勤務するほか、家業である農業や育児など、作家としての活動と並行してさまざまな役割を担ってきた。昨年農業からはなれたことをきっかけに、複数の役割を生きる自身のあり方について意識を向けるようになったという。2026年1月には、なら歴史芸術文化村にて「真ん中と端っこのわたしたち」を開催し、「じぶん」「いのち」「そだてる」をキーワードとした制作と展示を実現させた。本展はこうした近年の意識を引き継ぎつつ、制作をさらに他者との関わりへとひらいていく試みとして位置付けられている。

タイトルに込められた意味と会場の役割

タイトルにある「ランドスケープ」は、風景や景観を意味するだけでなく、建築などの分野においては周囲の自然もふくめて設計された空間を指す言葉でもある。本展は人々が訪れ、赤松自身や作品と出会うことによって、ゆるやかに景色をかえていく場として機能するという意図が込められている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000048411.html