フローリスト志村紀子がグランプリ受賞、東京ミッドタウンのアートコンペで


第一園芸のデザイナーが東京ミッドタウンでアワード受賞
花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社は、3月18日から22日まで東京ミッドタウンで開催されたFlower Art Award 2026 in TOKYO MIDTOWNに出場し、複数の受賞を果たした。同社を代表するデザイナー・志村紀子が「フローリスト オブ フランスチャレンジ2026」部門でグランプリを受賞。さらに片山麻衣子が銀賞、黒子愛香が銅賞を「Flower Art Showcase Award2026」部門で受賞するなど、優秀な成績を収めた。
グランプリ受賞作『不可逆の美The Irreversible Beauty』のテーマと評価
「フローリスト オブ フランスチャレンジ2026部門」のテーマは『METAMORPHOSIS―変身(変容・変貌・変態)』。本競技会はフランス最高峰のフローリスト競技会「フレンチカップ」への登竜門であり、長い歴史を誇る「コンクール ピヴェルディ(CONCOURS PIVERDIE)2027」の日本代表選考会として開催されている。そのため出場者には本大会と同一テーマが課された。
志村紀子の受賞作『不可逆の美』には、生命と死のあわいに生じる変化をコンセプトに、土へ還るもの、芽吹きを繰り返すものといった進化の軌跡を表現した作品だ。不均衡な構造と、無彩色と鮮やかな色彩の緊張と共存により、終焉と誕生が重なり合い、儚くも鮮烈な生命の美を表現している。大型作品とブーケの2作品を限られた時間内に制作し、その表現力と完成度が審査された。大型作品では美しいラインが構造に力強い動きを与える点や、ブーケの非常に美しい構造と花材のバランスの良さが特に高く評価されたという。
グランプリ受賞者・志村紀子のプロフィール
志村紀子は1995年に第一園芸に入社。帝国ホテルプラザ店を経て、現在は第一園芸を代表するデザイナーとして活躍している。Noriko Shimuraブランドをオンラインショップに展開し、国内を代表するホテルや外資系大手ラグジュアリーホテルのウェディングやパーティー装花に携わっている。またラグジュアリーブランドの装花やワークショップ講師、各種商品提案、空間装飾のデザインなども担当。今回のグランプリ受賞により、フランスで開催されるフランス CONCOURS PIVERDIE 2027の日本代表に選出された。
Showcase部門では銀賞と銅賞を受賞
「Flower Art Showcase Award 2026 in TOKYO MIDTOWN部門」は、ショーケースという限られた空間の中で、意欲あるフラワーアーティストが自由な表現を通して作品を発表するアートコンペティション。第一園芸からは片山麻衣子、黒子愛香、尾崎真弓、下村由香の4名が出場し、片山麻衣子が銀賞、黒子愛香が銅賞を受賞した。本作品を含む全ての作品はパブリックアートとして6月まで展示され、5月中旬までSNSを通じたオーディエンス投票が実施されている。
人材育成を重視する第一園芸の取り組み
第一園芸では、社内教育機関「第一園芸アカデミー」を通じてフローリスト一人ひとりの技術力と表現力の向上に取り組んでいる。基礎技術の習得から応用・創作力の強化まで、段階的な教育体制を整えており、国内外のコンペティションへの積極的な挑戦を推奨している。今回4名が本アワードに出場し、複数のフローリストが受賞に至ったことは、花を通じた多様な表現への挑戦と人材育成の着実な広がりを示すものとなった。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000028146.html