海外留学で期待される語学以外のスキル、異文化理解が約62%


約62%が海外での生活・学習経験は日本社会でプラスと評価
株式会社NEXERと株式会社毎日エデュケーションによる調査では、「海外での生活・学習経験」がこれからの日本社会で生き抜くためにプラスになると思うかを全国500名の男女に聞いた。その結果「とてもプラスになると思う」が20.0%、「ややプラスになると思う」が42.2%で、合わせて62.2%が海外経験をプラスに捉えていることがわかった。
一方で、約4割の人が「自分をアップデートしたい」と感じている状況からは、スキルの向上への関心の高さがうかがえる。
語学力だけじゃない、海外経験で身につくスキルとは
海外経験がプラスになると回答した方に、海外での生活・学習経験によって身につくと思うスキルや力について聞いた結果、最も多かったのは「語学力・英語コミュニケーション能力」で84.6%と圧倒的な支持を集めた。次いで「異文化への理解・柔軟な思考」が55.6%、「メンタルの強さ・自己肯定感」が39.5%と続く。
語学力が突出して高い一方で、異文化理解や精神面の成長といった「目に見えにくいスキル」にも大きな期待が寄せられている。海外経験の価値は、単なる語学習得にとどまらず、多角的な成長の場として認識されていることがわかる。
留学先として英語圏が59%で過半数を占める
海外留学をしてみたいと回答した144名に行ってみたい国や地域について聞いた結果、最も人気だったのは「英語圏(アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど)」で59.0%と過半数を占めた。次いで「ヨーロッパ(イギリス・アイルランド・マルタなど)」が29.9%、「アジア(フィリピン・シンガポール・マレーシアなど)」が7.6%と続く。
英語圏を選んだ方からは、英語力の向上に加えて「グローバルな技術力」への関心も見られた。ヨーロッパを選んだ方は歴史や文化の多様性に惹かれており、アジア圏を選んだ方からは、英語以外の言語への関心や、心理的な安心感を重視する声が挙がった。
語学以外で留学に期待すること、トップは異文化理解
留学を検討する際に語学の習得以外に期待することを聞いた結果、最も多かったのは「異文化への理解・視野を広げること」で61.8%だった。次いで「現地での人脈・友人づくり」で46.5%、「自信・精神的な成長」で37.5%と続く。
調査では、具体的な期待として「異国の地で自立する精神力と友人を作って楽しむこと」や「外部から見た日本を見てみたい」といった声が挙がった。また「メンタルの成長や柔軟な発想」「効率よく働いて稼ぐために何をしているのか習得したい」といった、異文化を直接体験することで日本では得られない視野の広がりや新たな価値観を学びたいという期待が多くあった。
理想と行動のギャップ、約28%が実際に留学を希望
もし1ヶ月の自由時間と十分な予算があるとしたら海外留学をしてみたいかを聞いたところ、「ぜひしてみたい」が11.2%、「できればしてみたい」が17.6%で、合わせて28.8%が海外留学に前向きな姿勢を示した。
海外経験を「プラスになる」と感じている人が62.2%いる一方で、実際に留学したいと思う人は28.8%にとどまっており、理想と行動の間には明らかなギャップが存在している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002516.000044800.html