84人の新入社員が「匠の心」を体験、AQ Group 2026年度入社式でカンナ削りグランプリ開催


木の技と心を受け継ぐ入社式
AQ Group(本社:埼玉県さいたま市西区、代表取締役社長:加藤博昭)は4月1日、2026年度入社式を開催した。木の魅力や日本の伝統技術、ものづくりの精神を次世代に受け継ぐことを目的に、同社では2006年から毎年新入社員による「カンナ削り」を実施している。21回目となる2026年度は、この伝統企画を初めて「カンナ削りグランプリ」として発展させ、木に触れ、道具を使い、仲間と関わる体験を通じて、それぞれの中にある「匠の心」を感じ、自分らしさを表現する機会となった。
失敗を恐れず挑戦することの大切さ
式典では、代表取締役社長の加藤博昭が84人の新入社員に向けて祝辞を述べた。社長・加藤は、木造と匠の心を大切にしてきた会社の歩みに触れた上で、「我々の仕事は、単に建物をつくることではなく、お客様の人生に寄り添い、未来を託していただく責任ある仕事」と強調した。純木造マンションやビル、ホテルなど木造では難しいとされてきた領域にも挑戦している現在を「進化のタイミング」とし、「失敗を恐れず挑戦してほしい。大切なのは挑戦したかどうか。その過程で得た学びを、自分の力に変えてほしい」と新入社員を激励した。新入社員代表は、社長・加藤より木製の辞令を受け取り、「創業から変わらず受け継がれてきた『匠の心』を大切にしながら、変化の激しい住宅業界の中でも立ち止まることなく、100年先まで愛される家づくりと新しい時代を築いていく」と決意を表明した。
21年続くカンナ削りで働く意味を学ぶ
式典に続いて、元大工である会長・宮沢がカンナ削りを披露した。カンナ削りは一見単純な作業に見えながら、木の状態を読み、力加減や姿勢を整えながら一気に削り出す繊細な技術である。同社では一般的に「カンナくず」と呼ばれるものを、先人の職人たちが培った技への敬意を込めて「削り華(けずりばな)」と呼んでいる。会長・宮沢は削り華のエピソードを新入社員に紹介し、「今回のグランプリは競い合うのではなく、カンナ削りを通じて働くことの意味や自分だけの『匠の心』を見つけてほしい」と語った。
6チームに分かれて体験し一体感を創出
新入社員は6チームに分かれ、全員がカンナ削りを体験した。新入社員からは「木のいい香りがした」「力の入れ方を習得するのは難しかったが、削り終えたときに達成感があった」「木造建築企業ならではの木と人のふれあいを感じられた」といった声が聞かれた。その後、各チームでディスカッションを行い、代表者2人が全新入社員の前に登壇。体験した感想や意気込みを発表した後、1人が「削り手」、もう1人が「取り手」となって実演に臨んだ。チームメイトは声援を送り、会場全体は2人が息を合わせて削る手元に注目し、入社初日とは思えない一体感が生まれた。
複数視点から評価、グランプリチームを選出
審査は「チームワーク」「代表者選出までのプロセス」「ユニークさ」など複数の観点から6つの賞を設け、6チームを各視点から評価した。順位を競うのではなく、それぞれの個性やチームらしさを認め合いながら、最もAQ Groupらしい「匠の心」を体現したチームが選出される。木と向き合い、仲間とつながり、「よいしょ」と声を掛け合ったチームがグランプリに選出された。グランプリチームには副賞としてオリジナル木製グッズが贈られる。
伝統と未来の両立で木造建築を切り拓く
同社は住宅市場全体が縮小傾向にある中、拠点拡大と売上増を継続し、逆風を成長の糧へと変えてきた。今後は住宅事業で培ったノウハウを礎に、中大規模木造分野での市場開拓をさらに加速させる。創業以来受け継いできた「匠の心」と、同社オリジナル構法である「AQダイナミック構法」や「AQ木のみ構法」といった「未来標準」の技術を武器に、木の力で街を変え、未来の子どもたちに誇れる環境をつくる挑戦を続ける。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000347.000008413.html