公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

衛星データでベトナムの農業排出を可視化、Green CarbonがJAXA基金事業15億円規模採択

タグ
企画・ビジネスプラン
報道発表
プレスリリースより

JAXA宇宙戦略基金事業に総額15億円規模で採択

Green Carbon株式会社は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)公募の宇宙戦略基金事業(第二期)に採択されたことを発表した。本実証事業では、ベトナムにおけるカーボンクレジット開発における排出量管理ツールと衛星研究を結合し、国家規模の排出管理システムを構築する。

農業排出量を衛星データで効率的に管理

Green Carbonは東南アジア地域での事業展開に注力するカーボンクレジット企業として、森林保全やマングローブ再生、バイオ炭活用など多様なプロジェクトを実施している。ベトナムでは特にAWD(間断灌漑)技術を用いた稲作からのメタン排出削減に注力しており、メコンデルタを含む全国で合計15のAWDプロジェクトを展開中である。本実証事業では、これらのモニタリングデータを効率的に収集・管理するシステム「Agreen」の開発及び導入を推進している。

衛星データと排出管理ツールの統合で国家システムへ

プロジェクトのMRV(測定・報告・検証)効率化とカーボンクレジットの信頼性向上を目指し、JAXA衛星データ(だいち2号)を活用した事業化実証を2023年より実施している。本採択により、Agreenによって収集される農業データ基盤を衛星データ研究と組み合わせることで、より広範なデータ基盤へと拡張し、最終的には国家レベルの排出量管理システムへの昇華を目指す。AWD技術は水田の水位を目安に数日おきに入水と自然乾燥を繰り返す手法で、連続的な入水に比べ水使用量を削減でき、水資源の保全にも寄与する。

Green Carbonのカーボンクレジット事業

Green Carbonは「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業である。日本および東南アジアを中心に10カ国以上で事業を展開し、多様な自然由来プロジェクトを推進している。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出し、2026年度には約90,000haまで拡大を予定している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000268.000117956.html