マンガローグ火の鳥、デジタル技術で想像力を刺激するライブパフォーマンス


MoN Takanawa開館記念で新体験型ライブ「マンガローグ」スタート
2026年4月6日、JP高輪ゲートウェイ駅直結のTAKANAWA GATEWAY CITYに開館した文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」内のシアター空間「Box1000」では、新時代のライブパフォーマンス「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」の記者発表会が開催された。本作は同施設の開館記念特別公演として、2026年4月22日から5月16日まで上演される。
マンガをライブパフォーマンスで体験する革新的な試み
「マンガローグ」とは、本来一人で読むマンガを巨大スクリーンに映し出し、豪華キャストによる声優のセリフ、音楽、照明とともに大勢の観客が一体となって楽しむ体験型のライブパフォーマンスである。映画とも演劇とも一線を画す、マンガ文化の新たな楽しみ方が提唱されている。ガイド役として「MANGALOGUER(マンガローガー)」と呼ばれる著名人が毎回ライブで参加し、その日ごとに異なる世界観を創出している。
元乃木坂46新内眞衣がロボットアームと共演
記者発表会では、元乃木坂46の新内眞衣がマンガローガーとして登場。正面の巨大スクリーンに映し出された手塚治虫の名作「火の鳥 未来編」のコマに書かれたト書きを読んだり、観客の視線となる「鉄腕アーム」と名付けられたロボットアームと会話しながらマンガを読み進める様子を披露した。新内は「ロボットとの共演は初めて。ちゃんとコミュニケーションできるのが不思議。本番前、少しご機嫌ナナメで心配しましたがうまくいきました」とコメントした。
デジタルテクノロジーで想像力を刺激する舞台制作
記者発表会には、企画統括プロデューサーの内田まほろ、クリエイティブディレクターの朴正義、演出の鈴木思案が登壇した。内田は「会場の『MoN Takanawa』は『門』と『問』を掛け合わせている。『未来を人類がどのように生きていくか』という問いを投げかけたくて50年以上前に描かれた『火の鳥 未来編』をこけら落としに選んだ」と語った。朴は「デジタルテクノロジーを使うことによって思考停止させるのではなく、より想像力を刺激してみたい」と力を込めた。
豪華キャストと最先端技術が集結した壮大なプロジェクト
本番では正面だけでなく両サイドにもスクリーンが設置され、没入空間が実現される。演出の鈴木思案は「あえてマンガの原画を採用しながら、豪華キャストによるセリフやマンガローガー、ロボットアームの存在、モノクロの原画の色付け、アニメーターの協力による動きのある場面制作など、壮大なプロジェクトになっている」と説明。メイキング映像では、ロボットアームの動きひとつにも様々な立場の人の意見を集約し妥協することなく創り上げていった様子や、LEDに映るかを考慮しながら調整した原画の色付けなど、多くの制作秘話が明かされた。
AIユーミンも声優として参加、進化し続ける作品
また、松任谷由実の声を再生することで生まれたAIユーミン「Yumi AraI」が大型コンピュータ役の声優を務めることが発表された。本公演のボイスキャストには山寺宏一、夏木マリ、梶裕貴、本郷奏多、古田新太、あの、そしてYumi AraIが参加し、マンガローガーは又吉直樹、寺脇康文、花總まり、古川雄大、小森隼、新内眞衣、千葉一磨が日替わりで担当する。このイベントの冒険的な試みとスタッフたちの試行錯誤が今も続いており、本番までさらに進化する様子がうかがえた。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003342.000012949.html