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アントン・スハノフが創設10周年記念モデル「FLAMINGO」発表、初の完全自社製ムーブメント搭載

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報道発表
プレスリリースより

独立時計師が10周年を記念して新作発表

独立時計師アカデミー(AHCI)の正会員であり、ロシアを代表する時計師の一人であるアントン・スハノフ(サンクトペテルブルク)は、ブランド創設10周年を記念し、100%自社製ムーブメントを搭載した新作リストウォッチ「FLAMINGO(フラミンゴ)」を発表した。本モデルは、かつて同氏が手掛けた大型置時計で高い評価を得た特許技術「フレーミング・バランス(燃えるようなテンプ)」を、腕時計として初めて採用した意欲作である。

特許技術を搭載した独創的な設計

「FLAMINGO」の最大の特徴は、文字盤側に配置された「フレーミング・バランス」である。本来は時計の精度を司る機構部品であるテンプに蓄光インサートを組み込み、これを文字盤側に配置した。暗所では、テンプの振動によって光のリングが浮かび上がり、さらに複雑な面取りを施した開口部からの反射が加わることで、水面に揺れる光を思わせる幻想的な視覚効果を生み出す。

初の完全自社製ムーブメント「Su26.1L」

約4年の開発期間を経て完成した、アントン・スハノフ初の100%インハウス・ムーブメント「Su26.1L」を搭載している。ダブルバレル構造を採用することで、週末をまたいでも動き続ける約84時間(3.5日間)のパワーリザーブを実現した。ムーブメントには非線形パワーリザーブ表示が搭載され、残り駆動時間が12時間を下回ると、針の進み方が通常の2倍になる特殊なインジケーターにより、残量低下を直感的に伝える仕組みとなっている。

伝統と革新を融合した細部の工夫

天文台スタイル針には、1930年代の意匠を再解釈し、先端にルビーのキャップストーンをあしらった独自形状が採用されている。また、ケースバック側のブリッジ形状には、同氏の故郷であるサンクトペテルブルクを流れるネヴァ川の分岐点を想起させる意匠を採用。ブランドらしい「イースターエッグ(隠し要素)」としてデザインに落とし込まれている。「FLAMINGO」という名称は、鳥のフラミンゴを直接的に表したものではなく、特許技術「Flaming Balance」との響きの共通性に加え、モデル全体が持つエキゾチックな印象を強調するために名付けられた。ピンクレッドのルビーアクセントや、フラミンゴの首を思わせるテンプ受けの優雅な曲線など、色彩と造形の両面においても、その名にふさわしい美意識が込められている。

アントン・スハノフの経歴と実績

アントン・スハノフは、1983年ロシア・サンクトペテルブルク生まれの独立時計師である。ロシア屈指の時計師コンスタンチン・チャイキンのもとで10年間チーフデザイナーを務めた後、2018年に自身のブランドを設立した。2016年には、F.P.ジュルヌが支援する「Young Talent Competition」で優勝。2025年より独立時計師アカデミー(AHCI)の正会員となり、独自の複雑機構と芸術性の高い表示機構で、世界中のコレクターや時計愛好家から注目を集めている。

製品仕様と限定販売

「FLAMINGO」の仕様は、モデル名がFLAMINGO(フラミンゴ)で、ムーブメントは自社製手巻きCal.Su26.1L、ムーブメントサイズは直径37mm、厚さ6.9mm(テンプ受け含め9mm)である。振動数は18,000振動/時で、パワーリザーブは約84時間(約3.5日間)を実現している。ケースは316Lステンレススチール製で、直径42mm、厚さ11.5mm、風防は球面サファイアクリスタル(反射防止コーティング)である。機能は時・分表示、スモールセコンド(2時位置)、24時間計(10時位置)、非線形パワーリザーブ表示(6時位置)を備え、石数はムーブメント47石、装飾用ルビー7石である。防水性能は30m防水で、ストラップはダークグレー・アリゲーターレザーを採用している。世界限定38本の限定販売となる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000257.000034826.html