丹波焼の800年史を音声で体験|「立杭 陶の郷」ガイドアプリがリリース


800年の歴史を持つ丹波焼、日本六古窯の一つとして継承される伝統工芸
株式会社ON THE TRIPは、兵庫県丹波篠山市と共同し、日本六古窯の一つである丹波焼をテーマとする総合文化レクリエーション施設「丹波伝統工芸公園・立杭 陶の郷」の公式音声ガイドをリリースした。丹波焼は兵庫県丹波篠山市で作られている800年の歴史を持つ陶器であり、2017年に日本遺産に登録されている。
日本六古窯は瀬戸、常滑、信楽、備前、越前、そして丹波の6つの窯業地を指す。その中でも丹波焼は、多様な表現方法を持つことで知られており、骨董の世界では「わからない焼きものは、丹波にしておけ」という言葉が語られてきた。七つの顔を持つと言われた「丹波の七化け」と呼ばれるほど、多様な姿を見せながら800年もの間、作り続けられてきたのである。
火と土が紡ぐ物語、陶の郷で聞こえる職人たちの声
本ガイドは、丹波焼の産地、丹波篠山市今田町立杭を舞台に、800年の歴史と文化を音声で案内する。陶の郷内に点在する7つのスポットをめぐる中で聞こえてくるのは、丹波焼とともに生きてきた人々の物語である。目には見えない物語に触れたとき、「丹波焼」という風景がゆっくりと浮かび上がっていく。
立杭地区では、いまなお約50の窯元が集まり、それぞれが独自の表現を追い求めている。職人たちは「丹波でしか生まれないものをつくりたい」と語る。それは、ただ土を焼くのではなく、丹波という風土と暮らし、そのすべてと向き合って生まれるものなのだ。産地の必然性を受け止め、時代と格闘しながら、新たな表現を探す日々が、また新しい丹波焼の歴史を紡いでいく。
多言語対応で訪日観光客にも対応、ガイドアプリの特徴と実装
ガイドを手がけた株式会社ON THE TRIPは、国内の寺社や美術館、芸術祭などの公式音声ガイドを制作している企業である。地図にマッピングされたスポットを、音声ガイドを聴きながらめぐることのできる音声ガイドアプリが特徴だ。日本語のほか、訪日観光客向けに英語、中国語にも対応している。旅先で出会った景色、そして一枚の器が、やがてあなたの暮らしの風景になっていく。そんな時間のはじまりを、ぜひ丹波の里で体験してみてほしい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000036557.html