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備前焼の新たな魅力を発信、佐賀玉屋が「BEYOND THE BIZEN」を開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

千年の伝統と現代が融合する備前焼展覧会

佐賀玉屋は2026年4月15日(水)から4月20日(月)までの6日間、「BEYOND THE BIZEN」を南館7階催場にて開催する。千年以上の歴史を誇る備前焼について、伝統を大切にしながらも現代の感性によって生まれた新たな魅力を紹介する展覧会である。釉薬を使わず、土と炎のみで生み出される自然の表情は、唯一無二の美しさとして今なお受け継がれている。

出品作家による制作背景を直接聞く絶好の機会

期間中は宮尾昌宏氏や岡野玄庵氏をはじめとする本展出品作家が来場予定だ。作家本人から制作背景やこだわりを直接聞くことができる貴重な機会となっている。伝統的な作品から新たな技法、造形で魅了する作品、暮らしに寄り添う器まで、備前焼の幅広い作品をこの機会にご高覧いただきたい。

鎌倉時代から続く備前焼の歴史

備前焼は、鎌倉時代より続く日本を代表する焼物のひとつで、岡山県備前市伊部周辺に窯元が集まり発展してきた。桃山時代には、豊臣秀吉や千利休、古田織部らに愛され、茶陶として高い評価を受けることで、その名声を確立している。

そのルーツはさらに古く、古墳時代に朝鮮半島や中国大陸の影響を受けて焼かれた須恵器の流れを汲むとされている。陶工たちの絶え間ない工夫と技術の蓄積により、現在の備前焼へと発展してきた。

土と炎の芸術として現代に受け継がれる技法

備前焼は釉薬を用いず、土と炎のみで焼き上げるという原始的な焼成法を現代まで受け継いでいる。上質な土を用い、高温で二週間以上焼き続けることで生まれる自然の景色は「炎の芸術」とも称され、同じものは二つとして存在しない。鎌倉時代の作品は「古備前」と呼ばれ、現在でも高く評価されている。また、「投げても割れにくい」「水が腐りにくい」「酒の味がまろやかになる」といった特徴があるとされ、実用性の高さも魅力のひとつだ。焼成によって生まれる多彩な表情は、侘び・寂びの美意識とも深く結びついている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000106657.html