川口発シェイクスピア、世界へ。大泉工場が2026年ルーマニア国際演劇祭に出展


埼玉・川口から世界舞台へ躍進するシェイクスピア作品
株式会社大泉工場の代表取締役・大泉寛太郎が、Theatre Company カクシンハンの舞台作品『Titus Andronicus: Reborn』の共同プロデューサーに就任したことが発表された。この作品は、2026年5月にルーマニアで開催される「クライオーヴァ国際シェイクスピア・フェスティバル2026」のオープニングアクトとして上演される。世界40カ国以上から参加する本フェスティバルでのオープニング作品選出は、日本発の作品としては極めて意義深い出来事である。
本作は、演出家・木村龍之介によるシェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』の現代的再構築である。2023年には大泉工場の本社敷地「OKS CAMPUS」内の「WAREHOUSE」にて上演され、元工場という空間を活かした没入型の演出と日本の能の精神性を融合させた独自の表現で注目を集めた。その高い評価が国際的に認められ、今回の正式招聘へと至った。
創り手との共創で文化を発信する取り組み
大泉寛太郎による共同プロデューサー就任は、大泉工場がヴィジョンとして掲げる「素敵な環境を創造する」という理念に基づくものである。同社は、創造プロセスそのものに主体的に関わることで、「創り手と共創し、文化を発信する」という思想を実践している。本社敷地「OKS CAMPUS」は、サステナブルなマーケットイベント開催に加え、文化・芸術の創出・発信の拠点となっており、舞台芸術領域での共創モデルを本格的に推進していく構えである。
大泉寛太郎コメント:古典を今に発酵させる
大泉寛太郎は、シェイクスピアが大航海時代という価値観が混ざり合う時代に「人間」を描き続けたことに共鳴していると語っている。現代も環境問題やテクノロジーの進化など大きな転換点にあり、人の心が動くことで社会が変わることの重要性を強調している。演劇が思想を体験に変える力を持つことに着目し、事業を通じて「これからの時代、人はどう生きるのか」という問いに向き合う自身の活動と演劇表現の接点に意味を見出している。
2026年の関連イベント開催予定
上演記念記者会見は2026年4月15日(水)13時から15時まで、大泉工場「WAREHOUSE」にて開催される。メディア関係者のほか、事前予約により一般の方々も参加可能である。公開稽古は5月9日(土)日中に同会場で予定されており、詳細は後日発表される予定だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000045733.html