死刑囚と向き合う94歳神父の記録、ドキュメンタリー映画が4月17日まで応援募集中


死刑制度に向き合うドキュメンタリー映画『教誨師と死刑囚』
坂口香津美監督のドキュメンタリー映画『教誨師と死刑囚』の予告映像が公開されました。本作は、死刑制度の存置する日本で、教誨師として死刑囚と向き合う94歳のスペイン人神父の視点を通じて、罪と罰というテーマに挑む作品です。国際的に廃止の潮流がある中、世論調査では国民の8割が死刑制度を容認する日本社会において、一人の教誨師を通して死刑の在り方を見つめる映画となっています。
クラウドファンディングは4月17日締切
本作の制作支援プロジェクトとして、クラウドファンディングを「Motion Gallery」で実施中です。締切は2026年4月17日(金)23:59となっており、目標金額は3,500,000円です。なお、このプロジェクトでは目標達成に関わらず、集まった金額がファンディングされます。長期間の撮影が続いており、編集作業に入るにあたり、より高いクオリティの作品を完成させるための資金が必要とされています。
ハビエル・ガラルダ神父の教誨活動の記録
東京都千代田区麹町のカトリック東京大司教区協力司祭であるハビエル・ガラルダ神父は、1931年マドリード生まれで、2000年から小菅の東京拘置所で教誨師として日本人の死刑囚と面会活動を続けています。映画では、長期間にわたる教誨活動を撮影することで、取り返しのつかない罪を犯した死刑囚の現在と、死刑制度を有する現代日本の罪と罰の向き合い方を伝えます。限られた時間の中で、ガラルダ神父が「ともだち」と呼ぶ死刑囚との濃密な心の交流が映し出されることで、教誨師の存在が死刑囚にとって唯一無二の心の拠り所であることが明らかになります。
映画の制作スケジュールと今後の公開予定
撮影期間は2021年4月から2026年2月までの予定で、形式は4Kドキュメンタリーです。今後のスケジュールとしては、2026年2月に撮影終了、2026年1月から4月頃に編集作業、2026年5月頃に音楽や整音などの作業を完了し、英語字幕を作成します。2026年6月以降は海外映画祭に応募し、同年6月頃に都内で関係者試写を実施します。劇場決定は2026年6月頃の予定で、2027年秋の東京での劇場公開をめざしており、その後全国での劇場公開を予定しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004741.000003670.html