地方公社初の個人向け社債「公社賃貸スマリオ債」大阪府住宅供給公社が発行


地方公社初となる個人向け社債を発行
大阪府住宅供給公社は、全国の地方公社初となる個人向け社債「公社賃貸スマリオ債」を発行する。今回発行する社債は発行年限3年、発行額5億円を予定しており、10万円単位での購入が可能である。
住宅確保が急務となる中での新施策
近年の物価高騰により、都市部における住宅確保を取り巻く環境は厳しさを増している。国立研究開発法人建築研究所の公表データによれば、子育て世帯の55%が住居費に負担を感じており、住宅負担の軽減は重要な課題となっているのだ。大阪府住宅供給公社は、アフォーダブル住宅(手頃な家賃で安心して住むことのできる賃貸住宅)の安定的な供給やフェアハウジング(入居拒否しない住宅)の推進を通じ、重要なセーフティネットの役割を果たしている。
ソーシャルボンドとしての資金活用
本債券の愛称である「スマリオ(SMALIO)」は、公社が管理・運営を行う賃貸住宅ブランドの名称であり、「SMART LIFE OSAKA 自分らしく、ゆとりあるくらし」というブランドメッセージの略語・造語である。本債券はソーシャルボンドとしての発行を予定しており、ICMA(国際資本市場協会)が定めたソーシャルボンド原則に適合する。調達した資金は、公社が大阪府内に保有する約2万1千戸の公社賃貸住宅(団地ストック)を活用したアフォーダブル住宅の安定供給、子育て世帯・高齢者など住宅確保要配慮者への居住支援、団地やニュータウンの再生を通じた地域活性化等の事業に充当される予定である。
社債の詳細仕様
社債の条件決定日は最速2026年6月、発行日は2026年6月中とされている。利率は年率で0.001%刻みとなり、利払日は毎年6月及び12月である。償還日は2029年6月であり、格付はAA-(R&I)を取得予定となっている。大和証券、みずほ証券、野村證券、楽天証券の4社が取り扱い、詳細については各社に問い合わせることで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000019188.html