マツとスギとヒノキ。あなたは違い、分かりますか?【わずかな違いを判別 見分ける君】


イラスト:まつむらあきひろ
松も杉も檜も針葉樹。
針葉樹林を歩いていると、松は比較的判別がつくが、杉と檜はどっちがどっちだかわかりにくい。
そこで今回は、マツ、スギ、ヒノキを見分けてみたい。
判別1マツとスギとヒノキ
マツ
マツ科マツ属
松の特徴は針のような葉にある。針の中央には松ぼっくりが生る。
松ぼっくり(松かさ)は、松の木の雌花が成熟した実で、乾燥するとカサが開いて種を飛ばす。
リースなどのオーナメントとして使われることもある。

樹皮は亀甲状に深く割れ目が入る品種が多い。

枝は四方八方に伸びる。

スギ
ヒノキ科スギ属
スギは日本の固有種とも言われ、成長が早いことから盛んに植えられ、人工林の約4割がスギ。成木となるまで35年〜40年ほどで、ヒノキの40〜50年と比べると成長の早さがよくわかる。スギの葉は一本ずつ尖っており、らせん状に枝を包む。

スギはまっすぐに伸びる(写真は人工的に枝打ちされたもの)。
樹皮は縦に細かく割れ目が入っている。

ヒノキ
ヒノキ科ヒノキ属
ヒノキは日本の固有種。スギの葉が針状なのに対し、ヒノキの葉は鱗状になっていて、1枚1枚が大きく、柔らかい。ヒノキはスギより香りが強い。

ヒノキもまっすぐに伸びる。樹皮はスギと比べるとやや粗い。
スギが日本海側にも広く分布するのに対し、ヒノキの分布は太平洋側に偏る。

ついでに判別アスナロ
アスナロ
ヒノキ科アスナロ属
アスナロは葉が分厚く、ヒノキに比べて殺菌効果のヒノキチオールが多く、耐湿性、耐朽性が高い。

幼木の頃は成長が遅いが、成木になると力強く育つ。
ヒノキに比べて材の品質が劣ることから、「今はヒノキに及ばないが、明日は(ヒノキに)なろう」がアスナロの語源とも言われる。「翌檜」「明日檜」とも書く。

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