DJI SkyPixelコンテスト結果発表、96国から9万5千点応募


第11回SkyPixelフォト&ビデオコンテスト、世界中のクリエイターが競う
DJIと空撮コミュニティSkyPixelは2026年4月27日、「第11回SkyPixelフォト&ビデオコンテスト」の受賞者を発表した。世界最大級の空撮画像コンペティションの一つである本コンテストには、96の国と地域から約9万5千点もの応募が寄せられた。空撮・ハンドヘルド撮影技術によって力強いビジュアルストーリーを紡ぐクリエイターコミュニティの広がりを体現する結果となっている。
受賞作品は、写真と映像の両分野において卓越した技術力と芸術的なビジョンを際立たせており、空撮ならではの視点がストーリーテリングの新たな可能性を切り拓き続けていることを証明している。
空撮ビデオグラフィー部門の最優秀賞「Africa Unseen」
空撮ビデオグラフィー部門では、最優秀賞がellisvanjason氏による「Africa Unseen」に贈られた。本作は、アフリカの風景と野生動物が持つありのままの美しさと、未踏の大地のスピリットを余すことなく映し出す壮大な空撮映像作品である。
制作者はOsmo Action 5 Pro、Avata 2、Inspire 3、Mavic 3 Pro、Ronin 4D、RS 4 Pro、DJI Focus Proなど、DJIの多彩な撮影機材を駆使し、シネマクオリティの8K映像35TB以上を素材とした。長年培った映像制作の技術とドキュメンタリー制作経験、そして自身の情熱を凝縮し、約7分間の緻密なビジュアルストーリーとして完成させている。
制作者は本プロジェクトを自身の最後の大規模な「情熱作」と位置付け、このクリエイティブな旅の集大成として完成させた。各シーンはストーリーテリングと技術への深いこだわりを反映しており、広大な砂漠の景観、壮大な草原、迫力ある峡谷の映像が、重厚なシネマティックテクスチャとともに展開される。また、没入感あふれるFPVシーンでは、走り、舞い、交流する野生動物の躍動を、まるでそこにいるかのような臨場感で映し出している。
審査員はこの作品の芸術性と技術力を高く評価した。Zeng Jian氏は「精緻な構図と圧倒的な映像コントロールが、プロフェッショナルとしてのレベルの高さを示している」とコメント。Ryan Hosking氏は「美しい色使いと、DJIテクノロジーの巧みな活用が印象的。カメラワークとショット設計の一貫性が独自の映像スタイルを構築し、物語を明快に伝えている」と称賛し、Benjamin Hardman氏は「コンペティションの中で最も映画的な作品のひとつ」と評価している。
ハンドヘルドビデオグラフィー部門はAYANG氏の「Elsewhere The Gaze Can Always Arrive」
ハンドヘルドビデオフラフィー部門では、AYANG氏による「Elsewhere The Gaze Can Always Arrive」が、詩的な物語展開と空撮と地上撮影を巧みに融合させた映像表現によって最優秀賞を受賞した。
審査員のRyan Hosking氏は「多彩なショットと構図の巧みな活用によって、ストーリーが見事に物語られている。全体の統一感により、完成された作品という印象を与えている」とコメント。Benjamin Harman氏も「美しいストーリーと創造的なカットが惹き付けられる映像を生み出している。ワイドショットとクローズアップの組み合わせが特に素晴らしい」と高く評価している。
写真部門の最優秀賞はFilip Hrebenda氏の「The Gate」
写真部門では、最優秀写真賞がFilip Hrebenda氏の「The Gate」に贈られた。本作は、大自然によって生み出されたフレーミング、幻想的な霧、そして自然の偉大さと対照的な人間のサイズ感を融合させ、探究と孤独を描いた印象的な作品である。
審査員のDaniel Kordan氏は「この写真は、クリーンでバランスの取れた構図と、非常に珍しい自然環境が組み合わさり、忘れがたい唯一無二のシーンを生み出している」と評価した。Jiang Ping氏は「光と影、そして霧が織りなす調和により、見事な奥行きと自然と人間の一体感をもたらしている」とコメント。Jake Guzman氏も「岩のアーチが力強いフォーカルポイントとなり、被写体の存在がスケールを際立たせている。背景の峰々が霧によって柔らかく描写され、深みと分離感が生まれつつも、作品全体のトーンが見事に統一されている」と賛辞を送っている。
その他の受賞作品、多彩な視点から世界を表現
Annual Top 10 Photos Winnersの中の受賞作品の一つであるF. Dilek Yurdakul氏の「Carpet Fields」は、繰り返されるリズミカルなパターンと文化的なストーリーテリングが審査員に強い印象を与えた。Daniel Kordan氏は「パターンとスケールの巧みな活用が光る」と称賛し、Jiang Ping氏は「落ち着きと調和を感じさせる情景が、労働の尊厳を表現している」とコメント。Zhu Jiong氏は「大胆な構図によって風景が鮮やかで象徴的な『赤い海』へと変貌している」と評価している。
Daniel氏の「Smoking Skull」は、貴重な火山の瞬間を卓越した精度で捉えた作品だ。Daniel Kordan氏は「絶妙なタイミングと、自然に生まれた頭蓋骨の形状が見事」と称賛し、Jiang Ping氏は「この情景の象徴的な力強さと稀少性」を強調した。Zhu Jiong氏は「超現実的かつ劇的なイメージであり、空撮ならではの視点から自然の潜在的な個性を浮き彫りにしている」と評価している。
Annual Top 10 Video Winnersの中では、Michael Putzer氏による「NO BORDERS FROM ABOVE」が、空撮映像を通じて「団結」と「平和」というテーマを力強く表現。KM DC氏の「Eden After」は、大地をキャンバスにしたアートと環境への深い省察を融合させた独創的な作品。David Karg氏の「UNLIMITED The Perfect Ride」では、ダイナミックな映像表現によってエクストリームスポーツの躍動感とエネルギーが鮮やかに捉えられている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000015765.html