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せきしろの自由律俳句 第110回「色」結果発表

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結果発表
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【自由律俳句とは】

自由律俳句は定型ではなく、自分のリズムで詠む俳句です。

「俳句にしたい!」と感じた情景を句にしてください。(せきしろ)

 

結果発表

第110回 課題: 色

 

せきしろの一句

二月の墓に色少し

 

最優秀賞

せめてものミニトマトの赤

( 秋田県 栗平紗江 38歳)

彩りが偏ってしまった料理やお弁当。例えば茶色が多くなってしまったら、なにかしらの色が欲しくなる。そこで登場したミニトマトはハッとするくらい鮮やかだったことだろう。文字だけでお腹が空く句である。

 

 

優秀賞

米白々と盛り上がる

( 山口県 遠野はじめ 23歳)

美味しそうな色のみならず、情景までもが一瞬で見えてくる句である。お米といえば山頭火の句に「あたたかい白い飯が在る」というのがあって、私は食べるたびに思い出す。この句もそうなりそうだ。

 

 

四時の空はまだ色を決めていない

( 福島県 だーやま 32歳)

夜が少しずつ開けていく。ゆっくりと部屋もカーテンの向こうも青くなっていく。今日は晴れるのか曇天なのか雨天なのか、まだ空も決めていないようだ。不安定さが美しくもある時間である。

 

イラスト:飯田研人/撮影:賀地マコト

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