橋幸夫氏の書画展が開催、80歳で学んだ京都芸術大学の足跡をたどる


80歳で大学進学を決めた橋幸夫氏の学びの軌跡
故・橋幸夫氏は2022年4月、80歳を前に京都芸術大学通信教育部文化コンテンツ創造学科書画コースへの入学を決意した。歌手としての活動を続けながら制作に向き合い、卒業制作の段階まで学びを積み重ねていたが、2025年9月に逝去された。京都芸術大学では同年10月に橋幸夫氏に名誉学士の称号を授与し、その功績をたたえている。
シニア世代の学び直しが広がる京都芸術大学
近年、シニア世代における新たな自己表現や知的探究を目的とした「学び直し・学び重ね」への関心が高まっている。京都芸術大学の通信教育部には10代から90代まで幅広い年齢層の学生が在籍しており、2025年度時点では60代以上の学生が2,300名を超え、全体の約13.5パーセントを占めている。様々な地域や環境の中で、それぞれの学生が学びを深めている。
書画展の開催概要と特別プログラム
橋幸夫氏の作品を紹介する書画展「感謝 橋幸夫とお世話になった先生方の書画展」が、5月1日から8日まで京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿2-2-1)3階ロビーギャラリーにて開催される。会場は10時から17時まで入場可能で、最終日は15時までとなる。入場は無料である。参加作家は橋幸夫氏のほか、指導教員である桐生眞輔准教授、塩見貴彦准教授、宮村弦講師が揃う。
初日の5月1日には特別プログラムが予定されており、13時から指導教員によるギャラリートーク、14時からはライブパフォーマンスと即売会が開催される。
指導教員からのメッセージと大学情報
橋幸夫氏を指導した桐生眞輔准教授は、入学式での紋付袴姿での新入生代表挨拶が印象的だったと述べた。筆遣いに潤いを感じさせる表現力は、大学での学びを通じて古典を感じさせる骨格が備わっていき、年齢に関係なく人は熱意があれば変化・成長できることを示したという。一方で創作では枠や型に捉われない大胆でユニークな表現が見られたと語っている。
京都芸術大学は通学課程と通信課程を併せ持ち、約23,000名が在籍する国内最大規模の総合芸術大学である。2027年に創設50周年を迎える。通信教育課程は1998年に開設された日本初の4年制芸術大学通信教育課程であり、全国・海外から多様な学生が学ぶ国内最大級の通信制芸術大学となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000682.000026069.html