家づくりで重視されるのは耐震性・価格・断熱性。350人調査から見える理想の住まい


家族が求める理想の家とは
家は人生で最も大きな買い物のひとつであり、安全性や快適性、そして家族全員が納得できる住まいを手に入れたいと誰もが望んでいる。しかし実際に家づくりを進めてみると、理想と現実のギャップに悩むことも少なくない。株式会社NEXERと株式会社イセキヤ工務店は共同で、一戸建ての持ち家に住んでいる全国の男女350名を対象に「家族のための家づくり」についてのアンケートを実施した。
60.3%が耐震性を最優先に選択
「理想の家」を考えたとき、最も重視したいことについて聞いた結果、「耐震性」が60.3%で最も多かった。次いで「価格」が45.1%、「断熱性能」が42.6%となっている。上位を占めたのは、デザインや見た目よりも、安全性・快適性・費用面といった「暮らしの土台」に関わる項目であった。
耐震性を選んだ方からは「家を買ったはいいけど、いつ地震がくるかわからないので、耐震性は一番考えたいこと」といった地震への不安が多く寄せられた。日本は地震大国であるだけに、「壊れない家」への切実な思いが伝わってくる。
価格を重視する方は「自分自身が住むうえで譲れないポイントはたくさんあるが、まずは価格を決めた上でその周りを決定していく」といった、現実的な予算管理の視点を持っている。断熱性能については「冷暖房費を抑えることができるから」など、日々の暮らしやすさに直結する要素として重視されていることがわかる。
家族の要望をまとめることの課題
家を選ぶ・建てる際に「家族それぞれの要望をまとめること」に苦労したかについては、「ある」が10.0%、「ない」が90.0%という結果であった。
苦労した場合の具体的な点として、「リビングの広さ」や「部屋数」といった限られたスペースの使い方をめぐって意見が分かれるケースが多いようである。間取りや設備に対する希望は家族の中でも一人ひとり異なるものであり、その調整が難しいという現実が見えてくる。
37.4%が安全性を快適生活の最優先事項と考える
「家族全員が長く快適に暮らせる家」を実現するために最も大切だと思うことについて、最も多かったのは「安全性(耐震性・防犯性など)」で37.4%であった。次いで「価格とのバランス」が17.1%、「断熱性・快適性」が13.1%、「間取りや動線の良さ」が11.1%と続く。
安全性を選んだ方からは「値段の高いか安いか、センスがいいかどうかより、地震がいつくるかどうか、地震がきて家族で生き残ることができるのかなので、災害や耐震性を一番に考えたいです」といった、命を守ることを最優先とする声が多く寄せられた。価格とのバランスを選んだ方は「ローンが妥当でないと、生活も楽しくないから」と、家計への影響を現実的に考えている。
46.3%が現在の住まいに改善点を感じている
「もう一度家を選ぶとしたら、変えたいこと」があるかについて、「ある」が46.3%、「ない」が53.7%という結果になった。実に半数近くの方が、現在の住まいに何らかの改善点を感じていることがわかる。
変えたい点としては、「断熱材をたくさん入れること」や「吹き抜けをなくしたい」といった断熱性能の強化や間取りの見直しを求める声が幅広い世代から寄せられた。設計時には魅力的に思えたものの、実際に暮らしてみると不便さを感じるケースもあるようである。
家づくりで重要なのは将来を見据えた計画
本調査から、一戸建てに住む方々が「理想の家」に求める条件として、耐震性や価格、断熱性能といった暮らしの基盤を重視していることが明らかになった。また、家族全員が長く快適に暮らすためには安全性が最も大切だと考える方が4割近くであり、一方で約半数が「もう一度家を選ぶなら変えたいことがある」と回答している。
家づくりにおいては、今の暮らしだけでなく、将来の家族構成やライフスタイルの変化まで見据えた計画が欠かせない。信頼できる工務店やハウスメーカーに相談しながら、家族の理想と現実をバランスよくかなえる住まいづくりを進めることが重要である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002573.000044800.html