公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

ミシュラン掲載の寿司店「日本橋川口」、YL Projectsがブランドデザインを担当

タグ
ロゴマーク
その他デザイン・デザインコンペ
報道発表
プレスリリースより

江戸前鮨の本質を守りながら、文化をひらく

東京・日本橋に位置する寿司店「日本橋川口」が、世界的レストランガイドであるMichelin Guideに掲載されました。本プロジェクトは、東京を拠点とする越境型クリエイティブ集団であるYL Projectsが、ブランド開発およびクリエイティブディレクションを担当しています。

江戸前鮨は、日本文化を象徴する存在でありながら、長らく「良い鮨を握れば客はつく」という価値観のもと、体系的なブランディングがほとんど行われてこなかった領域です。一方で、訪日客の増加や市場環境の変化により、店の哲学や価値を明確に伝えることが、これまで以上に重要になっています。「日本橋川口」は、こうした背景の中で、江戸前鮨の本質を守りながらも、その文化をより開かれた形で伝えていくことを目指して誕生しました。

「風通しのよい江戸前。」というコンセプト

YL Projectsは、オーナーシェフ川口雄大氏との対話を通じて、ブランドの核となる思想を言語化。導き出されたコンセプトが「風通しのよい江戸前。」です。江戸に根ざした素材・技術・美意識を尊重しながら、それらをより開かれた形で世界に伝えていくという思想があります。この思想は、英国出身の女将によるグローバルな視点とも重なり、伝統と国際性が共存するブランドの軸となっています。

ロゴデザインに込められた江戸前文化

特にロゴにおいては、「川」の文字をマグロのシルエットとして再解釈し、江戸前鮨の象徴である魚と海の恵みを表現。また、このマークは「暖簾」も象徴しています。かつて、鮨は手で食べるもので、客が暖簾で指を拭う背景から、繁盛店ほど暖簾がよごれると言われていました。このカルチャーを踏まえ、ロゴにはよごれを想起されるテクスチャーが取り入れられています。

ビジョン、ビジュアル、体験を統合したブランド設計

YL Projectsは、ブランド戦略からミッション、ビジョン、バリューの策定、ロゴ・ビジュアルアイデンティティ開発、ウェブサイトおよび写真表現に加え、各種ツール(メニュー・名刺・ショップカード・紙袋等)と体験のディレクションまで、一貫して設計しています。日本橋が育んできた歴史と文化を起点に、伝統と現代、そしてローカルとグローバルをつなぐブランド構築を行いました。

オーナーシェフと制作チームからのコメント

日本橋川口大将・川口雄大氏は「Michelin Guideに掲載いただいたことは大変光栄に思うと同時に、これまで積み重ねてきた取り組みの一つの評価として受け止めています。これからも日本の食文化の本質と向き合いながら、訪れてくださるお客様にとって特別な時間を提供し続けていきたい」とコメント。YL Projects代表・クリエイティブディレクター玉田曜一郎氏も「この掲載は、川口さんが日々積み重ねてこられた仕事そのものが評価された結果。私たちは、その価値や思想を、より多くの方に伝わる形へと整理し、支える立場として関わらせていただきました」と述べています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000058251.html