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ヴェネチア・ビエンナーレ2026で荒川ナッシュ医が日本館展示、双子の育児体験を表現

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
撮影:Uli Holz 提供:国際交流基金(プレスリリースより)

第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館の開幕

国際交流基金が主催する第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館では、荒川ナッシュ医による「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」が開幕した。5月9日の正式開幕に先立ち、5月6日からヴェルニサージュ(内覧会)が始まっており、世界中から集まった関係者たちが展示を見学している。

双子の親となったクィアアーティストの子育て体験から生まれた展示

本展は、2024年に双子の親となったクィアアーティストの荒川ナッシュ医の育児体験を起点とした作品である。アメリカでアジア系ディアスポラとして生活する作家自身のアイデンティティや母国の歴史への省察を織り交ぜながら、個人的な育児体験を表現している。展示では、来館者が未来の象徴である赤ちゃんを育成する「ケア」の営みを体験しながら、彼らが将来生きるであろう世界のありかたを問いかける空間へと日本館が変容する。

多分野の表現者が参加するコラボレーション展示

本展には荒川ナッシュ医のほか、分野や国境、さらには時代や世代を超えた様々な表現者がコラボレーターとして参加する。R・キクオ・ジョンソンやイサムノグチ、作曲家のサージ・チェレプニン、さらには隣の韓国館との連携など、多様な視点から「ケア」をめぐるテーマを探究する。

ヴェネチア・ビエンナーレ2026の開催概要

会期は2026年5月9日から11月22日までで、会場は日本館(ビエンナーレ会場ジャルディーニ地区内)となる。共同キュレーターは高橋瑞木とシンガポール国立美術館のシニア・キュレーター・堀川理沙が務め、特別助成は公益財団法人石橋財団が行う。

ドイツと日本での巡回が決定

会期終了後、本展がドイツと日本への巡回が決定した。ドイツではハノーファー・ケストナー協会にて2026年12月12日から2027年2月28日まで開催される。帰国展は2027年6月19日から9月20日まで、アーティゾン美術館の6階展示室で開催予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000079420.html