婚活市場に「電柱女子」増加、待つだけでは30代で取り残される


電柱女子とは何か、なぜ増加しているのか
ABEMA(アベマ)のオリジナル婚活リアリティーショー『時計じかけのマリッジ』の放送に合わせ、20~39歳の未婚女性を対象にした婚活・結婚事情の調査が行われた。累計成婚実績1300組以上の恋愛婚活アドバイザー植草美幸氏は、結婚をしたいが自分からは動かない女性のことを「電柱女子」と称している。調査結果から、デートを繰り返すだけで結婚への具体的な話を進められない「電柱女子」状態に陥っていると自覚する女性は全体で58%に上ることが明らかになった。植草氏は「20代の頃は『待つ姿勢』でも男性からアプローチされるが、その成功体験を捨てられずに30代に突入してしまうのが『電柱女子』が増加する最大の要因」と分析している。
出会いはアプリが主流、6割が受け身のままである現実
現在の出会いの経路として、マッチングアプリが26%でトップとなり、現代の絶対的インフラとして定着している。しかし、良いなと思う人がいても「基本的に相手からのアクションがないと行動しない」が38%、「具体的な行為は相手のアクションを待つ」が21%であり、約6割が極めて受動的な姿勢であることが分かった。自らアプローチすると答えたアクティブな層でさえ、本音では全体の85%が「相手から誘われたい」と回答しており、根強い受け身願望が潜んでいる。アクションを起こせない最大の理由は「断られるのが怖い、傷つきたくない」が30%、次いで「誘い方が分からない」が26%である。
選択肢の多さが生む「もっと病」と「とりあえずキープ」の悪循環
お付き合いする前の段階で確認する条件の数は「5個以上」という回答が最も多く44%で、厳格なフィルタリングを行っている実態が明らかになった。「もっと良い人がいるはず」という思いから後悔した経験を持つ人は全体の48.5%に上り、特にマッチングアプリでは常に新しい候補が表示されるため、こういった心理的葛藤が増加している可能性がある。さらに「ここで関係を切ったら、この人とは二度と会えないかも」という機会損失への恐怖を感じた層は全体の58%で、このプレッシャーを感じた人のうち86%が「本当は100%納得していない相手でも、とりあえず関係をキープしてしまった」と回答している。
婚活成功のために必要な「見極める勇気」
恋活・婚活マッチングサービス「Omiai」は、出会いの多様化による心理的葛藤について「損をしたくないという心理は理解できるが、婚活において必要なのは『見極める勇気』である」とコメントを寄せた。植草氏は現代の婚活でのポイントとして「条件の擦り合わせだけではなく、人生の荒波を共に越えていける『一生の味方』や『親友』のような信頼関係を築けるか」という点を挙げている。「出会った瞬間に、お相手の『結婚への本気度』や『価値観』を自らグッと掘り下げること。自分から積極的に旗を振らなければ、良縁は素通りしていくだけだ」と、積極的な行動の重要性を強調している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003206.000064643.html