北九州の奥座敷・河内でレクリエーション拠点再生、事業者募集開始


100年の歴史を持つ河内地域の再生プロジェクト
福岡県北九州市八幡東区の「河内」は、約100年前に官営八幡製鐵所の重要な水源として「河内貯水池」が建設された地域である。それ以降、周辺は製鉄マンたちの保養地として賑わい、北九州の奥座敷として長く親しまれてきた。北九州市は、周辺の魅力的な自然や文化財と連携し、休館中の市有施設である「河内温泉あじさいの湯」を、河内地域のレクリエーション拠点として再生する事業者を募集している。
恵まれた立地と豊かな自然環境
公募対象施設は、都市部(高速道路ICから車で約20分)からのアクセスに優れながら、北九州国定公園内に位置し、国定公園ならではの自然と静寂が保たれた環境にある。敷地面積は約42,000㎡と広大で、「世界で最も美しい場所31選」に選ばれた「河内藤園」や、国指定重要文化財「南河内橋」へは徒歩でのアクセスが可能。また「新日本三大夜景」に選定されている皿倉山への登山入口も近くに位置している。春の桜や藤の花、初夏のホタル、夏山のトレッキング、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通じて移り変わる豊かな自然の表情を五感で楽しめる環境である。
心と体を癒す温泉施設の特徴
河内温泉あじさいの湯は、地下1,100mから汲み上げる源泉温度26.6℃のアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効果が期待できる。施設の延床面積は約3,000㎡で、鉄筋コンクリート造の地下1階付2階建である。内風呂、露天風呂、休憩室、食事処、駐車場(計280台)が主要施設として備わっている。
多様な活用方策を募集
本施設が河内地域のレクリエーション拠点として早期に活用されることを最優先に、自然公園法など関連法規の範囲内で、用途を温泉施設に限定せず、幅広い活用方策について提案を募集している。温泉施設、ホテル、サウナ、レストラン、売店、キャンプ場、グランピングなどの活用例が想定されており、約1.4haの広大な敷地を活かした展開も可能である。
主な公募条件とスケジュール
建物の賃料は無償で、契約期間は10年(1回更新可能)である。ただし施設の利用にあたり必要となる改修費、維持管理費は事業者の負担となる。土地(約1.4ha)の賃料は約280万円/年~(提案による)で、契約期間は20年となっている。令和8年5月20日(水)まで募集要領(案)に対する意見聴取が行われ、令和8年7月(予定)に事業者からの提案受付が開始される。優先交渉権者の決定は令和8年12月(予定)となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000500.000076777.html