複雑化の教育論が文庫化、内田樹が子どもの未来を語る


待望の文庫化、30ページ以上の新規収録
株式会社大和書房は『複雑化の教育論 教師の減る学校、単純化する社会』(内田樹著)を2026年5月9日に発売する。東洋館出版社より2022年1月に刊行された同書を改題・再編集した文庫版であり、30ページを超える新たなコンテンツが加わっている。
混迷の時代に必要な知性とは
少子高齢化、教員志望者の激減、政治の混迷、世界のカオス化といった社会的課題が深刻化している中で、著者は本当に必要な知性について問い直している。複雑な絡み合いを一つ一つほぐしていく根気強さ、結論を先送りして物事を吟味する力、状況をじっくり観察できる実践的な賢さ――。これらの知性がいかにして育つのかを、知の巨人が丁寧に語っている。
書籍の詳細情報
本書は文庫判で296ページ、定価は990円(税込)。目次は「はじめに」に始まり「第一講 複雑化の教育論」「第二講 単純化する社会」「第三講 教師の身体」「おわりに」で構成される。さらに文庫版付録として「『複雑化の教育論』から一年後の社会」と「文庫版のためのあとがき」が収録されている。
著者・内田樹について
著者の内田樹は1950年東京生まれ。神戸女学院理事長、神戸女学院大学名誉教授で、東京大学文学部仏文科卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論である。『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『寝ながら学べる構造主義』などの著作がある。第六回小林秀雄賞、新書大賞2010、第三回伊丹十三賞を受賞した実績を持つ。教育関連の著書には『街場の教育論』『先生はえらい』『下流志向』があり、近著には『老いのレッスン』『沈む日本とカオス化する世界』などがある。神戸市で武道と哲学研究の学塾・凱風館を主宰している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000853.000033602.html