草間彌生の全80年を網羅、決定版『1945年から現在』刊行


世界的アーティスト・草間彌生の軌跡を一冊に
株式会社青幻舎は、『草間彌生 1945年から現在』を4月下旬に刊行する。本書は、2022年から2023年にかけて香港の美術館「M+」で開催され、その後巡回した大回顧展「Yayoi Kusama 1945 to now」の公式図録の日本語版である。
世界的な評価を獲得した稀有な芸術家・草間彌生(1929‒)は、その80年にわたるキャリアにおいて、幅広く多様な活動を通して世界中の観客と深いつながりを築いてきた。本書は、これまでに開催された中でもっとも包括的な展覧会のカタログの完全日本語版である。
1945年から現在までを400ページで掘り下げる
第二次世界大戦の終戦を迎えた1945年を起点に、現代に至るまでの唯一無二の草間の歩みを、400ページにおよぶ圧倒的なボリュームでたどる。作品は6つのテーマ「無限」「集積」「バイオコスミック(The Biocosmic)」「ラディカル・コネクティビティ(Radical Connectivity)」「死」「生命の力」に分けて構成されている。
草間が10歳前後に描いた初期のドローイングから〈無限の網〉などの代表作、そして近作の大型絵画シリーズ〈わが永遠の魂〉まで300点を超える図版を掲載している。
貴重な資料と著作を網羅した充実の内容
「著作選集」として、エッセイや詩、ステートメント、小説など、初期から現在までに執筆された膨大な著作の一部を抜粋して掲載。長野県に住んでいた26歳の草間がアメリカの画家ジョージア・オキーフに宛てた往復書簡や、60年代にニューヨークで行ったハプニングのステートメント、日本帰国後の声明文、村上龍氏によるインタビューなど、貴重な資料がまとめられている。
多くの資料写真を含む詳細な年譜や、草間の展覧会を担当してきた世界のキュレーターによる座談会も収録。建畠晢(草間彌生美術館館長)や片岡真実(森美術館館長)をはじめ、イギリス、中国、香港の美術館館長やキュレーターが集う座談会の記録が収められている。
書誌情報
発売は2026年4月下旬。書名は『草間彌生 1945年から現在』で、編集はドリアン・チョン、吉竹美香。翻訳は田辺希久子、松尾真奈美が担当する。判型はA4変、総ページ数は400頁、製本は上製。定価は11,000円(本体10,000円)で、ISBN番号は978-4-86831-006-8である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000008640.html