浅野竹二の名所絵版画展が京都精華大学で開催、光と情緒溢れる作品群を公開


浅野竹二とは:京都を代表する名所絵版画家
浅野竹二(1900–1999)は京都生まれの版画家で、京都市立絵画専門学校で日本画を学んだのち、30歳頃から木版画へと転じた。小林清親の《東京名所図》に触発され、名所絵版画の制作を開始。1932年の「新京名所」シリーズ以降は、大阪や京都などの街並みに新旧の風物が織りなす情景を、光と情緒に満ちた穏やかな版画表現によって描き出している。
戦前戦後を通じた創作活動と技法
戦前の苦難を経ても制作を継続し、戦後は「近畿名勝」や「東京名所」などを発表した。各地の風景をスケッチして生み出された作品には、浅野ならではの柔らかな造形と、確かな多色木版の技術が息づいている。京都精華大学には、作家の死後、ご遺族のご厚意により約1,500点に及ぶ浅野竹二作品が寄贈されている。
常設展の概要と見どころ
京都精華大学ギャラリーTerra-Sでは、2026年度第一期 常設展「浅野竹二:名所絵版画」を開催する。本展は今年度より定期的に本学所蔵品をご紹介する常設展の初回となる。自由な精神とユーモアにあふれる浅野作品のなかから、関西の風景を題材とした名所絵版画に焦点を当ててご紹介される。
展示情報
会期は2026年6月5日(金)~ 6月27日(土)で、開場時間は11:00~18:00。会場は京都精華大学ギャラリーTerra-S 常設展示室(京都市左京区岩倉木野町137明窓館3F)。休場日は日曜日と6月15日(月)~18日(木)で、入場料は無料。詳細はギャラリーのWebサイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000011014.html