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シャガール×バレエの伝説の舞台がデジタル復活、83年時を超えて2026年再演

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報道発表
プレスリリースより

シャガール作の巨大背景画をデジタル化して舞台に再現

キヤノンマーケティングジャパン株式会社と文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」は、バレエ「アレコ」の公演において、画家マルク・シャガールが描いた巨大背景画を高画質・高精細にデジタル化し、現代の舞台に甦らせた。1枚あたり横幅約15m、高さ約9mというスケールを持つシャガール作の4点の背景画は、美術作品として青森県立美術館アレコホールに長年保存・展示されてきた。原画保護の観点から舞台での再使用が困難だったこれらの作品を、デジタル技術により演出として活用する新たな文化体験の実現に至った。

デジタルアーカイブ技術とAI画像処理で実現

キヤノンMJは高画質・高精細なデジタルアーカイブ技術により背景画の撮影・データ化を行い、巨大LEDスクリーン上で原画を再構成することで、芸術作品の保護と舞台表現の拡張を両立させている。今回のデジタル化では、キヤノンのカメラ・レンズをはじめとする撮影機材に加え、ディープラーニングを用いた画像処理ソフト「Neural network Upscaling Tool」を活用し、細部まで美しく表現した高精細で質感豊かな画像制作を実現した。このツールは入力画像の縦横の画素数を2倍、全画素数を4倍にアップスケーリングするもので、被写体本来の解像感を活かした自然で鮮明な画像を生成する。

シャガールの色彩とダンサーの身体が交錯する新しいバレエ体験

本公演はMoN Takanawaの主催のもと実施され、シャガールの色彩と構図が現代の演出環境の中でダンサーの身体表現と交錯する、かつてないバレエ体験をもたらす。バレエ「アレコ」は、ロシアの文豪アレクサンドル・プーシキンの詩「ジプシー」(1827年)を原作とした物語で、音楽にはチャイコフスキーのピアノ三重奏曲 イ短調をオーケストラ用に編曲した楽曲が用いられている。公演は2026年5月29日(金)から2026年6月7日(日)までMoN Takanawa Box1000で開催される予定である。

文化継承と創造を支える協力体制

JR東日本文化創造財団は「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに、伝統や文化に現代の価値観やテクノロジーを融合させている。今後もキヤノンMJとJR東日本文化創造財団は、MoN Takanawaでの事業を通して、文化財の保存と芸術の発展という双方の価値を尊重しながら、未来に向けた文化の継承と創造に取り組んでいく。本舞台演出への支援は、蓄積された知見を活かし、文化芸術の新たな表現の可能性を切り拓く試みとなる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001415.000013943.html