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『藻屑蟹』が映画化決定、赤松利市の受賞作が大スクリーンへ

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報道発表
プレスリリースより

第1回大藪春彦新人賞受賞作が映画化

徳間書店が発行する赤松利市氏の『藻屑蟹』が映画化されることが決定した。同作は第1回大藪春彦新人賞を受賞した震災ビジネスの闇を描いたサスペンス小説である。監督は永田琴、企画プロデュースを岩井俊二が担当し、脚本は赤松利市と岩井俊二が共同で執筆する。製作・配給はK2 Picturesが行う。

原発事故後の社会の歪みを描く

『藻屑蟹』は、原発事故をきっかけに変化していく社会と人間の本質を鋭く切り取った作品だ。一号機が爆発した日、主人公の木島雄介はテレビでその光景を見ながら、これから何かが変わると確信する。しかし待っていたのは何も変わらない毎日と、除染作業員や原発避難民たちが街に住み始めたことによる苛立ちであった。六年後、友人の誘いで除染作業員となることを決心した雄介だったが、そこで動く大金を目にすると、いつしか彼は別人へと変わっていく。

著者・赤松利市の経歴と実績

赤松利市は1956年香川県出身で、除染作業員を経て第1回大藪春彦新人賞を「藻屑蟹」にて受賞した。その後、初長篇『鯖』を発表し、『犬』にて第22回大藪春彦賞を受賞している。『らんちう』『ボダ子』『純子』『女童』『アウターライズ』『白蟻女』『風致の島』『隅田川心中』『饗宴』『エレジー』『東京棄民』やエッセイ『下級国民A』など、多くの著書を発表してきた。実体験に基づいた作風により、読者から高い評価を得ている。

『藻屑蟹』の書誌情報

『藻屑蟹』は2019年3月に徳間文庫から刊行された。定価は704円(税込)で、ページ数は256ページ、ISBNは978-4-19-894447-6である。全国の書店およびネット書店にて好評発売中だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001052.000016935.html