CDRクレジット創出支援を拡充、東京都が最先端技術活用に対応


ゼロエミッション東京実現へ、CDR事業の支援を拡大
「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、東京都はCO₂除去技術の価値を認識し、新たな支援策を打ち出した。大気中のCO₂を吸収・除去するCDR(Carbon Dioxide Removal)の取組は、排出削減だけでは不十分であり、カーボンクレジット市場での需要が拡大することが見込まれている。このたび東京都は、CDRにより生まれるカーボンクレジットの創出を促進する「CDRクレジット創出促進事業」を実施することを決定した。
自然資源と最先端技術の両面から支援対象を拡大
令和8年度からの新たな取組では、支援対象の範囲が大きく拡張される。従来の自然資源の活用に加えて、最先端の技術を活用したカーボンクレジットについても支援の対象となる。さらに、都内に限定されていた対象場所が国内外に拡げられ、実施期間や上限額も拡大される。このたび、本事業に取り組む都内中堅・中小企業及びスタートアップを新たに募集することになった。
3年間の伴走支援で事業化を実現
本事業では、カーボンクレジットを活用したCDRの事業化・社会実装等に取り組む事業者を公募・選定し、協定金による経費負担と事業プロモーターによる伴走支援を3か年にわたって実施する。採択件数は3社程度で、支援内容は実証事業に係る経費の一部負担(上限5,000万円)および事業プロモーターによる伴走支援となっている。実施期間は令和8年度から令和10年度までである。
応募要件と募集期間
主な応募要件は、都内に本店又は主たる事務所・事業所を置く中堅・中小事業者、スタートアップであることとされている。募集テーマは技術成熟度やクレジットの方法論の整備状況に応じて、クレジットを活用したビジネスモデルの構築と新規方法論の策定の2区分で応募を受け付ける。募集期間は令和8年5月18日(月)から令和8年6月26日(金)正午までである。応募方法は、事業ウェブサイト(https://www.removal-credit.metro.tokyo.lg.jp)に掲載する申請書に必要事項を記入し、企画提案書を添付の上、メールで提出することになっている。
説明会と今後のスケジュール
募集開始に当たり、オンラインで説明会が実施される。開催日時は令和8年5月28日(木)14時00分から14時40分までで、事業概要、応募要件・方法、審査、全体スケジュール等が説明される予定である。参加を希望される方は、事業ウェブサイトの説明会申込みフォームよりお申し込みください。なお、スケジュールは今後変更となる可能性がある。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006599.000052467.html