Echoes新町が国際デザイン賞「Silver A' Design Award 2025-2026」受賞


熊本の新しいランドマーク、5つの国際デザイン賞を受賞
株式会社コスギ不動産ホールディングスが企画開発したテナントビル「Echoes新町(エコーズ シンマチ)」が、国際的デザイン賞「A' Design Award」のSilver受賞を含む、複数の国際デザイン賞を受賞した。今回の受賞で、Echoes新町のアワード獲得は5つになる。
坪井川沿いに建つ、ハイブリッド構造の商業ビル
Echoes新町は、熊本市中央区新町の坪井川沿いに立つ商業ビルである。地下1階・1階は鉄筋コンクリート造、2階は木造という独特のハイブリッド構造を採用し、耐久性とサステナビリティを両立させた設計となっている。外装には煉瓦と切妻屋根を採用し、歴史的街並みに自然と溶け込むよう工夫されている。坪井川に面したテラスが各階に設けられており、季節の流れを川や周辺の植物を通じて感じることができる。「Echoes」という名称には、地域文化の伝統と革新、歴史と未来が共鳴する場所になってほしいという思いが込められている。
世界で認められた5つのデザイン賞
Echoes新町は「A' Design Award 2025-2026 Silver」をはじめ、複数の国際デザイン賞を受賞している。ドイツ・ハノーバーを拠点とする「iF Design Award 2026」では、建築やプロダクト、空間など幅広い分野における優れたデザインを評価され受賞。台湾を代表する「Golden Pin Award 2025」では、社会性や文化性を備えた優れたデザインが評価された。さらに韓国発の「Asia Design Prize 2026」では、アジアを中心に革新性・実用性・社会的価値を備えた建築として表彰された。地域レベルでも「くまもと景観賞 2025」を受賞し、熊本県内の景観・環境への貢献が認められている。
建築家・朴玄淳が手掛けた、伝統と革新の融合
本建築の設計は、LaundryRiceArchitects主宰の建築家・朴玄淳氏が担当した。朴氏は1978年神奈川県生まれで、ミラノ工科大学建築学部修士課程修了後、日建設計に入社し「アミュプラザ熊本」などの設計に携わった。独立後は、熊本空港内カフェ「珈琲回廊」や妙見温泉「雅叙苑」客室改装など、幅広いスケールの建築を手がけている。朴氏は、Echoes新町について「伝統と革新の融合を象徴し、熊本の『気品』『プライド』『奥ゆかしさ』を表現している」とコメント。下層のRC造で力強さとモダンな美しさを表現し、上層の木造で軽さと繊細さを対比させることで、過去の遺産を尊重しつつ未来への革新を表現する空間を実現したと述べている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000085800.html