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講談と落語の異なる話芸が競演、神楽坂落語まつり開催

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報道発表
プレスリリースより

真打昇進を控える講談の新星と古今亭菊之丞の二人会

2026年6月20日(土)と6月27日(土)に、第17回「神楽坂落語まつり」が赤城神社参集殿(あかぎホール)にて開催される。江戸の芸能文化を受け継ぐ神楽坂で、とびきりの落語と講談が堪能できる二日間となる。

今回注目すべき高座は、6月20日(土)夜席の「菊之丞 いちか 二人会」である。プロデューサーを務める古今亭菊之丞が、その相手に指名したのは講談の新星・田辺いちか。今秋の真打昇進を控える田辺は、明るく軽やかな語り口と人物の心情をていねいに描き出す読み口で高く評価されている。落語と講談という異なる話芸の競演を通じて、初めて話芸に触れる方にもおすすめの高座だ。

神楽坂落語まつりの歴史と意義

江戸時代から伝統芸能を受け継いできた神楽坂は、明治・大正時代には演芸場が点在し、庶民芸能の集積地として親しまれた。昭和には柳家金語楼や古今亭志ん朝など多くの名人がこの地に居を構え、昭和40年代に毘沙門天善國寺での勉強会を契機に落語会が盛んになった。現在でも神楽坂全体で落語会が行われ、「落語のまち」としての伝統が息づいている。

「神楽坂落語まつり」は2009年、地元有志による手づくりの落語会としてスタート。第1回からプロデューサーを務める古今亭菊之丞は、粋な江戸落語の正統派として知られ、長年にわたり毘沙門天善國寺で定例の独演会を継続してきた。「第三次神楽坂落語ブーム」と称される近年の盛り上がりの立役者であり、まさに「神楽坂落語の顔」ともいえる存在である。菊之丞師匠は毎回テーマを設定し、出演者の顔付けを行うことで、神楽坂ならではの風情と魅力が溢れる落語会を創出している。

出演者と開催スケジュール

本イベントの出演者は以下の通りである。6月20日(土)昼席13時30分から桃月庵白酒と古今亭文菊による二人会、同日夜席18時から古今亭菊之丞と田辺いちか(講談)による二人会が開催される。6月27日(土)昼席13時30分から林家正蔵と柳家喬太郎による二人会、同日夜席18時から古今亭菊之丞と柳家三三による二人会が予定されている。チケットは全席自由で、前売り4,500円、当日5,000円。「菊之丞 いちか 二人会」のチケットは販売中だが、その他の公演は予定枚数が終了している。

古今亭菊之丞のプロフィール

古今亭菊之丞は東京都出身。1991年に古今亭圓菊に入門し、1994年に二ツ目へ昇進した。1998年の北とぴあ若手落語家競演会で北とぴあ大賞を受賞し、2002年にはNHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞している。2003年に真打へ昇進し、以降多くの受賞歴を重ねている。2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」の落語監修と江戸ことば指導を担当し、6代目金原亭馬生役としても出演した。「江戸・明治を感じさせる噺家」として知られ、音曲噺にも定評がある。2020年に落語協会理事へ就任した。

田辺いちかのプロフィール

田辺いちかは福岡県北九州市出身の講談師。2014年に田辺一邑に入門し、2019年に二ツ目へ昇進している。古典から新作まで幅広い演目で活躍し、明るく軽やかな語り口と人物の心情をていねいに描き出す読み口に定評がある。寄席や独演会のほか、学校や企業での公演、NHKラジオをはじめ数々のメディア出演を通じて活動の場を広げている。2026年秋の真打昇進が決定している実力派講談師である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003682.000013972.html